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2007.12.12

栄光ある帰還

リチャード・バックの「かもめのジョナサン」を読んでいたく感動する人というのは、ひどく虐げられた経験を持つ者ではないかと思う。
いじめられるなど不当な扱いを受けたり、差別されたり、大切にしている何かを踏みにじられたり。
また、優れた能力を持っているのに、それを発揮できないようしむけられたりといった場合もあるかもしれない。これは、特に子供のうちは辛いものであろう。
そういった屈辱の記憶を持つ者が、いったん消え、そして巨大な力をまとって戻ってくる。
これほどのロマンはないであろう。

「あしたのジョー」で、矢吹丈がいよいよ世界王者ホセ・メンドーサに挑戦する時、警察の吹奏楽隊がメキシコと日本の国家を演奏する。丹下段平は「丈が、かつて自分を追い掛け回していた警察に国家を演奏させているんだ」と感激する場面があるが、これに共感する人間もまた、心に傷を負う者であると思う。

逆に言えば、虐げられた者のみが持てる大いなる快感こそ「栄光ある帰還」である。
このような物語を読んで精神を奮い立たせ、是非、力を身に付けられたい。ただ、帰還しても、かつて自分を虐げた者達を皆殺しにするのは少し待つように(笑)。
このようなお話では、西部劇の「怒りの荒野」が面白かった。主演はジュリアーノ・ジェンマである。この映画は、ガンマン十か条が有名であるが、私としては、私生児として迫害されたスコットが、凄腕ガンマンのタルビーと組み、自分を虐げた者達の町を支配した時の快感に激しく共鳴した。もっとも、彼は最後に復讐を捨てる。
最近見たものでは、「灼眼のシャナ」16巻(電撃文庫)がある意味、栄光の帰還を鮮やかに描いていた。かつて、「お前は人じゃない、モノよ」と言われ、「お前は本当に弱い。みっともない」と言った少女に対し、何度も自分の力の無さを呪った少年が町に帰ってきてその少女に言う。「僕は強くなりたいと思った。そして、強く強くなった」。

私も、相当暗い過去があるらしい(笑)。

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Comments

私ヒーローになってしまいました
地方誌 熊本日日新聞に登場してしまいました
それも一面に^^;
犯罪者ではないのでご安心を(笑
他に話題が無かったのかなぁ!?(笑
スケベな事ばかり言ってられませんね^^;

今夜のセミナーにWでポイッと・・

Posted by: ヒデピョ~ン。。 | 2007.12.13 at 01:06 AM

をを!それは素晴らしい!!
新聞を10部くらい買っておかねばなりませんね。孫に自慢する日のために(笑)。
もっと有名になったら、スケベ発言を暴露しにいきましょう!

Posted by: Kay | 2007.12.13 at 10:14 PM

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