芸術家と巫女
私にとって、クリスマスより重要なのは、年末のマッチ売りの少女の命日である(をい)。
吉本隆明氏の「共同幻想論」から考えると、クリスマスに浮かれるのが共同幻想で、マッチ売りの少女を憂うのが個人幻想であろう。いずれも幻想であるが、共同幻想と個人幻想に差異が大きいと巫女かシャーマンになれるようだ。
尚、巫女の巫(かんなぎ)という字は「工」の中に「人」が2人である。工の字の上の横線は天、下の横線は地である。天の素晴らしいものを地に下ろし、地の素晴らしいものを引き出すのが巫女であるが、今日では、巫の字を引き継ぐ工に携わるものがそれを行う。
1つは工学に携わる科学技術者であるが、1つには工房を仕事場とする芸術家である。
横尾忠則氏は、「私の仕事は天国の美を地上に知らせること」と著書に書かれていたが、それが芸術家の使命であろう。また、同時に地で泥にまみれないといけないという意味でもあると思う。
世俗にどっぷり関わる巫女的芸術家、または科学技術者こそ神のごとき業を行うのかもしれない。
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Comments
平凡ですけどメリクリ(^^)/
クリスマス如何お過ごしですか!?
私は、10時までお仕事でした^^;
クリスマスなんてありません
だいぶ行ってませんねぇ~風俗
たまには、泡の園も良いですなぁ~
私からのプレゼントWでポイポッ
Posted by: ヒデピョ~ン。。 | 2007.12.25 02:23 AM
私は、クリスマス、盆、GWになると勤労意欲が沸きます。世間が遊んでいる中で働く惨めさが良いのです(笑)。
風俗・・・行った方が、国家は喜びます。税収になりますので。私のように、清純可憐な乙女と個人的に付き合う人は国家の敵でしょうねえ。だから犯罪にされて逮捕されるのですね(笑)。知ったことではありませんね。
Posted by: Kay | 2007.12.25 09:39 PM