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2007.12.23

アヴェ・マリア

私はずっと「アヴェ・マリア」の良いCDがないか探している。
アヴェ・マリアは、シューベルト派とグノー派がいるようなことも聞くが、私には「犬と猫、どっちが好き?」というようなもので、選べるはずがない。いずれにも萌え萌えである(笑)。
では、いずれのCDも沢山出ているではないかと言われそうだが、気に入るのが無いのだ。
ソプラノ歌手の歌唱のものが多いが、どれもパワーがあり過ぎる。声量のある声とテクニックで朗々と歌ったり、巻き舌のメリハリの強いアクセントがアヴェ・マリアらしくないと感じられて仕方がないのだ。
男性歌手のも聞いてみたが、ややイメージが合わないように感じる。
やはりアヴェ・マリアは清純可憐、どこまでも清らかで、その上で儚げでないといけないのだ(趣味の問題か?)。
子供の頃、ウィーン少年合唱団とエーリッヒ・ベンダー少年少女合唱団の歌で聞いたことがあるが、これが良かった。ただ、ウィーン少年合唱団のものは、いかに素晴らしいソプラノでも、やはり男の子の声である。そこに抵抗を感じないでもなかった。
そもそも、なぜ少年合唱団といったものがあるのだろう。人によっては、少年特有の声が素晴らしいらしく、女の子の声が混ざるのは良くないと言う。
しかし実際は、昔、女性が教会で歌うことが禁止されたせいで男の子だけの合唱隊ができたのが少年合唱団のルーツとも聞く。
少なくとも、アヴェ・マリアに関しては、少女の声があった方が私は良いと思う。
実際、エーリッヒ・ベンダー少年少女合唱団が歌うアヴェ・マリアは記憶に残っているものをハートの中で再生してみると今でも聴き惚れるのである。
名高い少年少女合唱団のCDは廃盤が多い。まあ、爆発的に売れるものでもないので、販社も力を入れないのであろうか。

尚、「アヴェ・マリア」とは、ラテン語で「めでたし、マリア様(おめでとうマリア様)」となるらしい。
ところで、シューベルトのアヴェ・マリアは世俗曲であり、宗教曲ではない。これは、ウォルター・スコットの叙事詩「湖上の美人」をシューベルトが歌曲にしたものの一部であり、いつのまにか「アヴェ・マリア」と呼ばれるようになったらしい。
そして、宗教曲としてのアヴェ・マリアは、アヴェ・マリアの祈祷文で、マリアに対する祈りである。

ところで、ほとんどの人が気付いていないと思うが、旧約、新訳の聖書の時代にも奴隷は多くいたはずだが、いずれの聖書にも奴隷制に対する非難は出てこないのは不思議である。実は、奴隷制は当然のことと思われていたらしい。よって、イエスも奴隷解放には関心がなかったようである。

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