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2007.12.21

信じる者は救われる

「信じる者は救われる」という言葉があるが、これには多くの方が少しは同意されるのではないだろうか?
よく知られる例としては、プラシーボ(偽薬)効果というものがある。実は全く薬効はないが、外観は薬品のようなものを投与すると、客観的にも有意な治療効果が認められることがあるというものである。いわゆる「暗示効果」のようなものだが、これは悪い方に働く場合も考えられ、始終、「顔色が悪いね」などと言われ続けると本当に病気になることもあるといったものである。
作り話も多いであろうが、宗教信者が絶対的に信じる教祖に「病気が治る」と言われ、難病が本当に治ったという例も実際にあると思う。また、その逆に、本物の呪術師と信じた相手から「お前はまもなく死ぬ」と言われて、死なないまでも病気になったということも実際にありえると思う。

その効果を手っ取り早く見せるのは催眠術である。深い催眠状態になった者に、「お前は歩けない」と暗示をかけると実際に歩けなくなる。また、逆の効果と言えると思うが、レモンを渡し、「これは甘い」と暗示をかけると、それを平気で食べることができる。
また、暗示のかけようによっては、10円硬貨を指で曲げるという、空手の達人並のパフォーマンスが誰にでもできる。

また、学業、スポーツ、ビジネスにおいても、信じる力は偉大であると思わされることは多いと思う。極端な言い方をするなら、「出来ると思えば出来る。出来ないと思えば出来ない」ということである。
確かに、一見、信じることと逆の結果となることもある。
プロボクシングの元世界王者の具志堅用高さんは、世界王者グスマンに挑戦することが決まり、グスマンのスパーリングを見たとき、あまりの強さに驚愕し、「あんなのと戦ったら殺される」と思ったらしい。しかし、結果は具志堅さんのKO勝ちであった。ただ、具志堅さんは試合開始と同時に恐怖で頭が真っ白になり、無茶苦茶にパンチを出したところ、気が付いた時にはグスマンがのびていたと言う。
逆に、絶対の自信を持って挑んだことで無残な結果に終わった例も数え切れまい。
ただ、具志堅さんの場合は、無心になったということであり、自信がありながら失敗する者は慢心があったということと思う。そして、具志堅さんの場合は実力が実際にあったのだが、無心になることで実力が発揮できたということであろう。

さて、誰でも、信じる心、自信、信念が欲しいのだと思う。達成したい目標があるのに、全く自信が無いというのは辛いものである。もちろん、的外れな目標に対して自信があるとか無いとか言うのは意味がない。例えば、少年野球チームに参加したばかりの少年が、将来、大リーガーになれる自信が無くて悩むというのは馬鹿な話である(もちろん、目標としては悪くは無い)。
合氣(気)道の大家の藤平光一氏は、毎日鏡に向かって「私はますます信念が強くなる」と自分に言い聞かせているようであるが、これを普通の人がやっても逆効果になると思う。昔、セールス会社には、社員に鏡を見ながら「売れる売れるぞ」と自己暗示をかけさせるようなことをやらせたところがあったらしいが、無論、悲惨な結果に終わっている。
実は、大事なことは無心になるということである。無心にならない限り自信はできない。
そして、無心になるには欲望を捨てなければ無理だ。
成功本や成功セミナー、成功プログラムで、「成功した自分の姿をイメージしろ」とか「目標を紙に書いて毎日読め」とかいうのがあるが、これらは欲望を喚起するだけであるので、全く逆効果である。
ではどうすれば良いか。

私の知る、最も揺らぎ無き信念の持ち主は、政木和三さんだった(2002年没)。いろいろ批判もないでもないが、誕生パーティーには政財界の大物が集まり、著書は何冊もベストセラーになり(装丁を世界的美術家が行ったこともあり、その本を私は政木さんから直接貰った)、習ったこともないというピアノを見事に演奏するのみか、自作の曲を自分でピアノ演奏したCDを出し、50歳過ぎて始めたゴルフは関西シニア選手権で優勝し、340ヤードを飛ばしてスポーツ新聞に載った(実際は370ヤードだが、信じてもらえないと困るので340ヤードにしたとご本人から聞いた)。80歳を過ぎても企業で研究を続け、納税は毎年1億円だった。お金には執着はないようだが、サラリーマンの月給600円の時代に「千万長者になる」目標を立て、実際2千万円の預金を作ったらしい。
政木さんに、「私もあなたのようになれるか?」と聞いたら、政木さんは「簡単です。欲望を捨てればいいのです。あなたはまだ、いろいろなことを自分の能力でなんとかしてやろうと思っている。それがいけない」と言われた。
政木さんは、「私はお金なんてちっとも欲しくないんです。でも、社長が私が作った製品の特許料を全部私の口座に入れちゃうんです。だから納税が1億になっちゃうんです」と冗談で困ったように言っておられた。
なんとなく、これがコツと思った。
さて、極めつけにモテる凄いコツを教わったので披露・・・あ、時間切れである(笑)。いえ、基本は同じですので・・・^^;

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Comments

私にもそのコツを教えてもらいたいですねぇ~
『金と女は、追えば逃げる』そのぐらいの知識しか無いですから^^;

今夜のセにナーにWで・・・

Posted by: ヒデピョ~ン。。 | 2007.12.22 at 12:57 AM

そのようなコツに興味を持たないことがコツです。
欲望を捨てれば思いのままですから^^;

Posted by: Kay | 2007.12.22 at 11:56 PM

なるほど!
全ては、無欲から始まる
私は、欲望の固まりですから参考に為りました^^;

Posted by: ヒデピョ~ン。。 | 2007.12.23 at 10:03 AM

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