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2007.11.09

特別な人間

ひきこもりを長くやっていると思うのだが(笑)、ひきこもりは治すものと認識され、その存在が認められない現在の日本では、「勇気をもらいました~」などというお馬鹿なものではない、もっと内なる確信に満ちた情念的な勇気が必要だ。
そのために、別にひきこもりに限らず誰にでも必要なことだが、とくにひきこもりには、何かで自信を持つことが必要である。
自信というのは、他の誰にもない特別な何かを持つことで得られる。
これを一般に特技と言うのだろうが、気を付けて欲しいのは、世間的な特技に囚われてはいけないということだ。世間で言う特技とは、試験の点数としての勉強、国内で人気のあるスポーツ、ピアノやヴァイオリンといった楽器、その他、やはりポピュラーな芸事である。なぜこれらが奨励されるかというと、全国民がこれらのみを価値があり取組むべきものと認識することが、国家や大企業の利益になるからだ。
世間は、友達と元気にサッカーをやったり、少年野球チームに入っているのは感心するが、投げナイフの練習なら、見つからないようこっそりやらないと嫌な目に遭うことは間違いない(笑)。もちろん、私も中学生の時は投げナイフに凝っていた(しゅばっ)。これはやや特異(?)としても、個人主義的なものは国家や大企業の利益になりにくいので、日陰者扱いされるのだ。
読書では、図書室の世界名作文学を読破したら褒められるが、私はもちろん、ダイアン・フォーチュンやウィリアム・バトラーらのコアな魔法書に耽溺していた(笑)。父親秘蔵の「ロリータ」ももちろん愛読していた^^;
日本中の駅の名前を暗記したら、「やんや」の喝采を浴びる可能性もあるが、武器の知識豊富な子供は虐げられるだろう。しかし、武器なんて、最大の合理性と実際性の結晶であり、これに美やロマンを感じるのは良いことであろうし、優れた探求の対象であるはずだ。
いずれにせよ、国家の思想統制に洗脳された世間の基準に従う必要は全くない。
学校の勉強が気に入らないなら、気に入る勉強をすれば良い。その方がずっと賢くなるはずだ。そもそも、本来、勉強とは賢くなるためにするのであるが、学校では馬鹿になるためにやらされるのである。
尚、私に関して世間的なことを1つあげれば、小学3年生の時、たまたま親戚のお兄さんから天体望遠鏡を譲り受けたので、望遠鏡の構造や天文に詳しくなった。しかし、これらに関し、教師の知識をはるかに凌駕していたので、褒められる可能性は全くなかったし、以後、教師は私に天文の話をさせないようにした(笑)。そんなものである。
中学では、英国の作家H.G.ウェルズに傾倒し、コリン・ウィルソン同様、ウェルズこそ最高の作家と認識したが、教師は芥川や太宰の方がレベルが高いと言う。おかげで教師というものをすっぱり切り捨てる決意ができて幸いであった(笑)。尚、私は芥川は大好きであるが、別にウェルズとどっちがレベルが高いとも思わない。

さて、話があっちこっちに飛んでしまった(笑)。
特技の身に付け方を説明する。
まず、一夜でスーパーマンになることはできない。だが、人はそういうことを望むものなのだ。心とは性急であるからだ。
だが、時間をかければ、誰でも必ずスーパーマンになれる。
で、何を目指すかであるが、上にも書いたように、世間の評価は絶対に度外視して良い。いや、評価などというものを超えた形のないものですら良いのだ。
例えばこんな話がある(以前も書いたが、老齢のために忘れているわけではない)。新渡戸稲造(にとべいなぞう)の有名な「武士道」の中の話である。江戸時代、ある武士が一人の町人の男に目を留めた。その目付き、立ち居振る舞い、ただ者ではない。武士はその町人に「お前は何者か?」と尋ねる。町人の男は、自分はありふれた町人だと言う。ただ、自分は幼い頃から臆病であったので、夕刻になると必ず墓場に行くことを長年続けており、もし自分が他の者と違って見えるなら、そのせいであろうと言う。
新渡戸稲造は、この話を知った時に心に感じるものがあり、自分も何かしようと思い、考えた末、それを行水とした。新渡戸は鉄の意志を持って毎日励行したが、風邪で高熱のある日にも休まず行い、医者に怒られたという。ここまでやってはいけないが、毎日必ずこのようにすれば、やはりただ者ではなくなるのである。
期間であるが、まず1年も続けば、ある種の力が身に付くと思うし、何か技能に関係することであれば、初級の力が付くと思う。初級とはいえ、普通の人から見れば特別な能力だ。そして、10年続けばプロになれると思う。これについては、以前も書いたが、著名な詩人、思想家の吉本隆明氏が、作家になるなら、毎日必ず書くこと。書けない日も原稿用紙に向かうこと。これが10年続けば絶対にものになると書いていたことを再度言っておく。

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Comments

今晩は、・・
偶然ですが今日新渡戸稲造の武士道を読み終えたところです
県PTA大会が阿蘇の方であり分科会に出席したのですが内容が良く聞く有りがちな内容
話は、聞かず武士道をひたすら読んでましたよ
私にとって充実した時間のように思えました
PTAのリピート的な内容は、変えて方が善いのでは、・・
大人向けの皆さん興味ある事に(笑
路線から外れると非難するバカな真面目人間が多すぎるしそういう人たちが企画するから面白くない内容になると思います
似たような内容は、一度聞けば十分
洗脳が目的であるからかもしれませんが(笑
はっきり言ってつまらないですよ

Posted by: ヒデピョ~ン。。 | 2007.11.11 at 02:15 AM

をを!これはまた偶然!
ヒデビョ~ンさんと前世からのつながりのせいか!(笑)
PTAですか?正直言ってサッパリ分かりません。多分、一生関わらないような気がします。

Posted by: Kay | 2007.11.11 at 08:11 PM

 私は小学校のころ、テレビゲームやゲームセンターのメダルゲームに熱中した。これらの娯楽は「ひきこもり」の人たちを陥れる国のワナの一つなのではないか?と考えるとぞっとした。
 昔の思い出がきっかけでゲームセンターのメダルゲームにはまって六ヶ月がたつ。今回のブログの内容はメダルゲームと今すぐ決別するためのきっかけになりました。

Posted by: Y | 2007.11.12 at 08:41 PM

★Yさんへ

メダルゲームは存じませんが、実は私もゲーセンに入り浸っていた時期があります。
今は、TVゲーム、パソコンゲーム、コンパクトゲーム機含む、一切のゲームをやりません。
ゲームは習慣化しますし、依存症状が出てやめられなくなりますね。
そうなると、人間としての能力の7割は失くしたも同然と思います。

ひきこもりのサイトなどを見ると、ひきこもりにはゲームが必需品のようなことを言う方がいるのを残念に思います。
もっと楽しく、有意義なことをやりたいですね。

Posted by: Kay | 2007.11.12 at 10:05 PM

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