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2007.10.06

技術立国日本の危機

特撮ドラマやアニメの、戦闘ものやロボットもので、非常に気になることがある。
例えば、ロボットものにしよう。エヴァンゲリオンでもマジンガーZ(古!)でもいいし、私はほとんど見たことがないがガンダムでも良い。
敵の攻撃でロボットが破損すると、大抵が大至急で修理される。ロボットの腕や脚が吹っ飛ばされていたり、胴体部分をかなり破壊されている場合もあると思う。
そして修理完了!
戦闘意欲満々のヒーローはロボットに乗り込み、「今度は負けないぜ!」といざ出陣!
「ちょいまち!!」
私は叫びたい。
修理直後の複雑で強大なメカをすぐ実働するなど滅茶苦茶である。
戦闘用巨大ロボットなど、想定通りに機能しないと危険極まりないシロモノのはずだ。
そして、修理直後に完全に想定通りに動くなんてことは考えにくい。
修理が終わったら、段階的な試験稼動を行い、その1項目ずつを厳密にチェックし、それぞれの機能を調整しながら、さらに全体との統合調整を行うはずだ。チェック項目は、巨大戦闘ロボなら、数百項目なら少な過ぎるに違いない。
そして、ある程度試験が終われば、パイロット、もしくはテストパイロットが乗り込み、実稼動テストに入る。

自転車のようなものすら、修理しただけで完璧に機能することを保証するなんてことは、腕の良い修理人と言えども不安なはずだ。自分で乗ってみて調子を見るのが普通だ。
そして、自動車となるとさらにそうで、ヘリ、飛行機以上になると、修理はもちろん、点検項目やその手順は厳密に決められており、その実施には手間も時間もかかる。

技術というのは、そのようなものである。
作った、あるいは、修理しただけで、それが想定通りに正常に動作するなど夢のようなお話である。ここらのことは、子供の頃から教えておいた方が良い。それは広い範囲で有用な知恵になる。
特撮、アニメ製作者も、このあたりの描写を是非入れて欲しいものである。
試験稼動を十分にしなかったので、パイロットが危険な目に遭うなどというものでも良いと思う。

理系人間という言い方をすることがあるが、どんな者が理系人間なのかは大きな誤解があるかもしれない。何か、大学の理学部や工学部を卒業、あるいは在学していたら理系人間と言ったり、自分でもそう思っている者もいると思うが、とんでもない話で、大学程度は何の関係もない。いかにも理系の業務を実践し、経験を積んでこそ理系発想が可能になる。
逆に言えば、大学など出ていなくても理系発想は可能だ。実際、小学校も出ていないという者が高度な技術を適用した機器を開発していることもある(幼稚園中退という例もある)。彼らはほとんど自然から学んでいる。自然の理を知ることが理系発想と言えると思う。

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Comments

昨夜は、サボってしまいスイマセンでした
飲み会が有り酔ってまして・・

今日のアップから行くと私理系人間ですか!
自然と戯れ日々感じてますよ
ちょっと単純でしたか^^;

いつも感心させられる話題で一度kayさんの脳ミソ見てみたい感じです(笑

今夜と昨夜のセミナーにWでいっときます
ポイッと×2

Posted by: ヒデピョ~ン。。 | 2007.10.06 11:57 PM

そうです。ヒデビョ~ンさんのように自然と深く付き合い、技を極めた方が理系人間でしょう!
私の、お気楽でスケベな脳はきっとバラ色でしょう!(笑)

Posted by: Kay | 2007.10.07 06:48 PM

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