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2007.10.13

理想の上司

よく「理想の上司」として著名人を投票するようなものがあるが、会ったこともない人物のいったい何を理想と思うのだろうか。つまり、人間の中味を全く考察せず、上辺だけのイメージしか分かろうとしない風潮を現しているだけと思う。
では、どのような人物が理想の上司なのであろう?
「仕事ができる」「責任感がある」「明るい」など、いろいろあるだろうが、本音のところでは「自分を認めてくれる」というものではないだろうか?
いくら仕事ができても、責任感があって明るくても、自分を認めてくれない上司では嫌だと思う者が多いと思う。

しかし、真に良い上司は、決してあなたを認めないものなのである。
では、「あなたを認める」とはどういうことであろうか?
それは、あなたの感情に配慮してくれるという意味ではないだろうか?
感情にはいろいろあるが、最も強い感情は、「価値ある人間として扱って欲しい」というものではないだろうか?そして、価値ある人間であることを認めて欲しいという欲求はどこからくるのであろうか?それは自我から来る。
自我の欲求を認める者が良いリーダーであるはずがない。

社会で働き、優れた人間になるということは、技術や技能、業務への熟練といった部分ももちろんあるが、ヒューマン・スキルが非常に重要だ。そして、ヒューマン・スキルとは自我のコントロール抜きにはあり得ない。
小さな自我は配慮されればされるほど強くなる。つまり、それは甘やかしに過ぎない。
優れた上司、師匠は、徹底してあなたを消し去る。自我から発した戯言には一切耳を貸さないであろう。
「アゴで使う」という言葉がある。小さな自我にしがみついた未熟者はアゴで使うのが一番である。ただ、現在は、昔のバブル期ほどではなくても、若ければ行くところはいろいろあるので、そんなところから逃げ出す者も多いだろう。そこで、上司の方もある程度の加減は必要であり、文字通り「アメとムチ」を使い分けることにもなる。しかし、ムチをあまりに嫌う者は見込みがない者ということになり、最後には上司も見捨てる。

人々のイメージの中での「理想の上司」はあなたをダメにする上司である。
良い上司もまた、自我を支配する者であり、それにより、あなたの自我を破壊してくれる者である。

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Comments

アメとムチを使い分けてる時点でその上司好ましくないと思います
本来、その人の人間としての魅力を感じ惹かれるものがあるそういう人を私は、上司と呼びたいですね
その場合ムチが多くても嫌いには、為らないと思います
ちなみに私は、マゾではないので誤解なく(笑

今夜のセミナーにポイッと

Posted by: ヒデピョ~ン。。 | 2007.10.14 at 01:59 AM

私はアメ好きですよ(笑)。
親や上司の良さが分かるのは成長してからだと思います。
新人がただちに魅力を感じる上司はロクなものでないかもしれません。

Posted by: Kay | 2007.10.14 at 08:30 PM

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