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2007.10.17

命のやりとりの意味

護身用の目的でナイフを持つことは確かに間違っているだろう。
しかし、なぜ間違っているか考えたこともない者が多いだろう。人間のやることはこんなものである。だから、ナイフに奇妙な幻想を持ったり、ナイフによる犯罪が起こるのである。

護身用にナイフを持ちたいなら、法的にどうこういうより持ってみるがいいと思う。
だが、あなたを襲ってくる相手は、あなたがナイフを取り出して、構えるまで待ってくれるわけではない。普通、人を襲う時は不意打ちである。一瞬であなたの動きを封じる方法を入念に考えて襲ってくるのが当たり前であろう。
もし、ナイフを持たなければならないほど危機感を感じているなら、部屋の中では常に壁を背にするとか、街中では、常に周辺に注意し、おかしな動きをする者がいないか気を配っているべきである。また、ナイフは一瞬で取り出し、すぐに戦闘態勢に入れるよう工夫すべきであるし、持っているナイフをどう使えば効果的かをよく調べ、練習もしておくべきである。
ところが、そのどれもしないで、ただナイフを持っているだけなら、全くのお笑い種である。
これらの備えを本当に行っても、まだ足りない。
ナイフというのは戦闘に使うなら凶器である。凶器を力にするには余程の心構えが必要である。
つまり、もし襲ってくる者があれば容赦なく殺すし、自分がその気であるのだから、逆に自分が殺されることも当然あると理解している必要がある。
もし、上記の条件が全て整えば、普通の人間ではあなたを襲うことなどできないであろう。

だが、現在の日本人でこのような備えと心構えのできる者はまずいまい。よって、危ないところに近付かず、人に恨みを買わないよう気を配る方がずっと良い。
ところが・・・昔、空手家の大山倍達さんがよく使う言葉だったが、「身にかかる火の粉は払わねばならない」こともないとは言えない。例えば、学校でのいじめである。教師も誰も助けてはくれないので、状況によっては本当に死んでしまう。現実問題として、それなら、上記にあげた備えと心構えを作るしかないかもしれない。いじめられる方がナイフを持てば、いじめる方も持つであろう。しかし、心構えの差があれば恐れることもないであろう。

ところで、お話はここからがメインである。
昔の、例えば武家の女性が、場合によっては短刀を持つようなことが本当にあったかもしれない。これは、陵辱を受けるような場合に相手を殺すということかと言うと、むしろ自害するためであろうと思う。女が小刀を振り回してどうなるものでもない。
だが、さらに上の境地があるのだ。その1段階は、相手を殺したくないというものだ。例え、野党狼藉の類といえども、その命は大切なものであり、相手を殺すくらいなら自分が死ぬというものだ。
そして、さらに上がある。それは、相手に「殺させない」ために、自ら命を絶つというものだ。殺すという行為の代償の大きさ、重さは想像もできないものだ。その恐ろしいことを相手にさせないことに最後の力を使うのである。これは人間ではできることではない。だが、それを本当に行うなら、永遠を得るのである。

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Comments

二日ぶりの参上です
ご無沙汰してました^^;
身体は、疲労気味くわえて野暮用が入りまして・・

『殺させない』真を極めればそこにたどり着くかもしれませんね!
武士道の心私好きですよ

今夜のセミナーにポイッと

あっそれと・・・
イラストGoodでしたよ(^^) 

Posted by: ヒデピョ~ン。。 | 2007.10.18 01:45 AM

ナチュラルパワーでがんばってちょ!
イラスト、滅多に誉められないので、ありがとです^^;

Posted by: Kay | 2007.10.18 11:24 PM

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Tracked on 2007.10.25 01:56 PM

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