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2007.09.11

社会保険庁等の真の問題は?

年金未払い問題では、社会保険庁のずさんな仕事振りが次々出てきて批判を浴びているが、政府機関、教育機関、司法機関、公安・警察機関等も、探せばまだまだあっけにとられるほどのがいくらでも出てくるはずだ。
何が問題であるのかと考えてみれば、単に「仕事をやる気がない」だけなのである。
考えてみれば気の毒である。これらの機関の仕事は、身分や収入が保証されることで羨まれることもあるが、絶対に面白かったり、熱意を持ってやれることでもない。

「禅とオートバイ修理技術」という本がある。歴史的と言って良い素晴らしい本だが、既に絶版と思う。
著者ロバート M.パーシグが、沢山の出版社から出版を断られ、やっと出版を請け負ってくれたところからも、全く期待されていなかった。しかし、世界的ベストセラーになったところは、やはり最初はどこも出版してくれなかったハリー・ポッターと同じだ。
この本は、自分の仕事をしっかりやることの大切さを気付かせてくれる。
パーシグは、趣味で乗るようになったオートバイの調子が悪くなり、整備工場に整備を依頼するが、オートバイの調子はますます悪くなる。そして、自分で整備技術を修得して気付いたのが、あの整備工場にいる整備工達は、そこらの子供を連れてきたのがペンチやドライバーを振り回しているだけなのだと。
何ら責任感も熱意もない仕事とはそのようなものなのだ。
社会保険庁の役人も、また、大方の政治家もいまや、この整備工と同じというだけのことなのだ。
そもそもが、この本やハリー・ポッターを出版しなかった出版社の人たちだって、まともな仕事をしていなかったのである。

人はなぜ仕事をするのか?
報酬や懲罰の回避・・・つまり安定のためか?
行き過ぎた安定が生命力を著しく低下させることは誰でも知っている。
役所の中なんて、社会主義国家みたいなものだ。旧ソ連の工場の生産性がどれほどひどいものであったかを考えると、現在の日本の役所でどんな問題が起こっても不思議は無い。
人間性に配慮した改革を行わない限り、未来永劫、同じ問題は起こるのである。
人間は、萌え、もとい、燃えたいのである。
そのためにはリスクだって多少は必要である。リスクを負うということは責任を負うということである。責任を負うということは未知に踏み出す環境にあるということである。
そうでない仕事で人は生きてはいけないものなのだ。

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Comments

kayさん貴方は、やっぱ凄い
脳みそのブレンド具合が違う私と比べて
貴方の知識は、奥が深い
その反面私は、単純(ノーブレンド)(笑
勉強させて頂きます
今夜のセミナーにポイッといっときます

Posted by: ヒデピョ~ン。。 | 2007.09.12 at 01:23 AM

どうもヒデビョ~ンさんの影響でエッチなことばかり書くようになってしまいました(責任転換といふ)。
最近、本格的にエロチシズムを研究するようになりましたが、凶と出るか吉と出るか・・・

Posted by: Kay | 2007.09.12 at 09:35 PM

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