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2007.09.14

少女エロチシズムの芸術

少女愛の最もレベルの低い象徴的行為は監禁である。
少女を監禁し、暴力や恐怖により支配することである。ここまでいかなくても、威圧や権威で少女を支配する願望も同様であり、性的行為の成就が支配の成功であると幼稚な心は思い込む。精神的幼児とはまさに脅威である。
少女愛の本質は確実に自己愛である。
自己愛といえば、いかにもエゴイスティックな雰囲気があるが、自己を愛さない人間はおらず、純粋な精神においては自己と他者の区分は明確でなく、自己を純粋に愛するのであれば、同様に他者も愛するのである。
高度な少女愛になると、特定の少女という生身を必要とすることはない。むしろ、あってはならないと言えると思う。
穢れ無き至高の美としての少女のイメージに自己を投影し、一方的な愛を捧げるのであり、少女の側からの反応を何ら求めているわけではない。ただ、自己の内にある至高の存在に気付きたい願望が少女愛の情熱である。
よく考えれば、高度な少女愛の対象たる少女は現実の少女そのものではない。言うなれば女神のようなもので、今流行りのアニメの美少女キャラもそれに近いといえなくはないが、やはり精神が幼ければ精神的な高みを望むことはできない。
少女趣味になるのであれば、社会で相当鍛えられて精神的成熟を得ている必要があると思うのである。
しかし、学生や、社会に出ているとは言っても、さして責任ある立場でない者でも、少女愛を諦めるわけにはいかないものであろう。また、人間である限り、完全な精神の成熟は有り得ず、いかな少女愛でもエロチシズムの要素はやはり存在する。
これをエロスのみの追求に向ければ、ただの猥褻である。そこに芸術的な指向を持ち込み、万物との一体化といった精神性の痕跡を僅かでも刻み、豊かで強力な精神をいつか実現する希望を見出すことはできるであろうか?
一見、ただの猥褻のように見えるものでありながら、芸術的と広く認められるものがある。我々、見る目がない者からすれば、それのどこが芸術的であるか理解できないし、実際、それらの作品が猥褻的嗜好を目的としたメディア媒体に載せられる場合もある。
芸術的エロスでは、どこかエロスに反発したり、エロスを妙に醒めて見させる傾向がある。例えば、エロスよりもインパクトのある映像を同じ画面にもってくれば、それはエロスと主導権を争って対決する。エロスに勝てないまでも、エロスの効果を殺ぐのは確実である。
エロスと心を一体にさせるのが猥褻であり、エロスと心を引き離すのが芸術である。
芸術的エロスはシュールにならざるを得ない。
佐伯俊男氏の絵を見ると、可愛い少女に猥褻行為を働くのは妖怪物の怪の類で、その奇怪さは強烈である。また、普通のおじさんがセーラー服の少女を襲う場合は、そのおじさんは最後には目を傘で刺し貫かれたり、幽霊が横で見ていたりと、まあ、無事で済むことはない。いかに、幻想、超現実を取り込むかが重要である。
別に猥褻が悪いというつもりはないが、官能画家の椋陽児氏の絵の中には、徳の高そうな威厳ある僧侶や、正装の高級将校がセーラー服の女学生を緊縛しているものがあるが、これなどはどこもシュールではなく、いわば現実である。椋氏の絵の腕前は素晴らしいが、別に本人も芸術のつもりはあるまい。
ピカソの347スリーズや156シリーズも露骨な性描写を含むものが多いがシュールである。だが、20年ほど前、ピカソ156シリーズを展示した画廊が検挙されるというお馬鹿な事件があったようだ。
もちろん、佐伯俊男氏の絵も検察からクレームがついたものもあるであろう。
まあ、いまだ、芸術と猥褻の違いがはっきり示されることもないし、専門家も訳の分からないことを言う。私の言い分も、訳が分かるかどうかは不明であるが、人類にとって有益なものである。

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Comments

お邪魔しまぁ~す
私には、無い一面をkayさんは、持ってらっしゃる
つくづく感心します
何処からこのような知識が・・と
詰まり無いもの強請りです
その人のように為るには、まず近くにいる事が一番の近道
勉強させて頂きます
色々と・・・(^^)

今夜のセミナーにポイッといっときます

Posted by: ヒデピョ~ン。。 | 2007.09.15 at 01:39 AM

はい、昔から、無駄なことばかりよく知ってると言われますね(笑)。
仕事か生活に密着したものでないと、なかなか本物にならないのですが、エロスに関しては、誰しも非常に深く身に付くものでしょうね。

Posted by: Kay | 2007.09.15 at 08:57 PM

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