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2007.08.04

阿久悠さんの瞑想

今月1日に亡くなられた阿久悠さんであるが、私にはこんな記憶がある。
無能唱元というお坊さんの書かれた「強くなる瞑想法」という本があり(現在廃版)、阿久悠さんが表紙裏だったと思うが、PR文を書いておられた。
ところが、この2行ほどの文章が、この本1冊より価値があった。

「強くなる瞑想法」とは、当時流行っていたニューソート系の願望達成術を、日本人向きにして、潜在意識の魔術的なパワーであらゆる願望を達成するというものである。
確か、内容は、ロウソクを立てて、その炎を見つめて「ひとーつ」「ふたーつ」と数を数えて・・・と、かなりいかがわしいものであったが、まあ、何か効果のあった人はいないとは思う(笑)。

阿久悠さんは、こんなことを書いておられた(手元に本がないので正確ではない)。
「息を吸い込み、そして止める。その間、自分の書いた歌がヒットする情景をイメージする。そして全て忘れる」
こうすることで、歌がヒットしたといい、このような瞑想をせずにヒットした歌はないと言う。
無能唱元の本1冊を読むより、これだけやってみればいい。これなら、たとえ効果はなくとも被害は少ないからだ。無能唱元の本を読むと、無駄な時間を使い、効果がなければ同種の本を次々読み出すが、そんなことになれば人生終わりだろう。
一応言っておくが、あくまで阿久悠さんは、自分の専門の作詞について述べておられることに注意したい。可愛い女の子とホテルで何かしている情景を瞑想したわけではない(笑)。あくまで、実力があることについて瞑想することが肝心である。その点、無能唱元は全く勘違いしているように思う。

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