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2007.06.02

天使と悪魔の賭け

「幻の四十八時間」という、L.ロン.ハバートの短編小説がある。
天使と悪魔が賭けをし、ある女性に不思議を起こす。彼女は、一切の冒険をせずに60歳過ぎまで、ただ繰り返しの日々を送っていたが、遂に死が訪れる。結婚も恋もせず、ただタイピストとして働いた彼女は初めて後悔を感じた。
だが、彼女には後48時間が与えられ、18歳の若さと最高の美しさ、そして、魔法の力も与えられる。だが、48時間が過ぎると、老人に戻り、死ぬ。
このお話は、ニュー・エラ・パブリケーションズ・ジャパンから出版されている「死の代理人」に収録されている。絶版のようなだが、アマゾンで古本が安く買える。

あなたは美男美女かもしれないが、理想の年齢と最高の美しさ、そして魔法を48時間だけ与えたとしたら、あなたはどうするだろうか?たとえ空想でも、なかなかワクワクすまいか?
よく、「これが叶ったら死んでもいい」とか言うのを聞くことがあるが、その願いは、おそらくはこれで十分に叶うと思う。

では、この「最高の条件」が与えられたとして、あなたは何をするか?
私なら、天使か悪魔か知らないが、そんなもの叩き返し、両名に説教するだろう。
「本当の自分でない自分に何をさせようってんだ。この大ばか者めらが!」
実際には、こんなおバカな天使や悪魔が存在しないことを期待する。

L.ロン.ハバートは「バトル・フィールド・アース」の作者として有名な米国屈指の人気作家だ。
ただ、宗教団体「サイエントロジー」の教祖、心身療法「ダイアネティックス」の開発者としては批判も多い。トム・クルーズやジョン・トラボルタといった米国のハリウッドの大スターがサイエントロジーの信者として有名であるが、フランスではサイエントロジーはカルトと認定され、擬似科学批判で著名なアメリカのマーティン・ガードナーはダイアネティックスは擬似科学と指摘した。私も「ダイアネティックス」は何度か読んでみたが、面白いとは思ったが、真偽の程は不明で、矛盾点もいくらか発見した。
尚、「幻の四十八時間」から分かることは、ハバートは、女性が一番魅力的なのは18歳だと思っているらしいことである。20歳だと可憐さをやや失うし、16歳だと教養や人間性が磨かれていないということか?今の日本では、30や40を超えても、中味を磨かない女性は多いのだが・・・^^^;

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