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2007.06.17

「ロリータ」は何が問題か?

よく、悪いことをした後で、「なぜ自分がこんなことをしたのか分からない」と言い訳する者がいますね。
ところで、なぜ自分がそうしたのか分かる人間なんていないのですよ。
信じられなくても事実です。
だから、自分の行動の動機が分からないことが罪の軽減になる理由にはなりません。
実際は、何を良いとし、何を悪いとするかは難しい問題です。しかし、その行動がどう評価されるものであろうが、行為者は自分の行動の原因や動機など知りません。
もし、「いや、知ってる」と言う者がいあたとしたら、それは、知ってると思ってるだけです。実際には知りません。

「ロリータ」という有名なアメリカ文学があります。著者はナボコフというロシア名で、確かにナボコフはロシア生まれですが、アメリカに住んでいました。
性的倒錯者、早い話が変態のおじさんのお話なのですが、世界的文学作品です。
この作品の主人公、変態おじさんハンバートは、9歳から14歳の美少女(当然、好みのタイプの場合ですが)が大好きです。
ハンバートはこう考えるべきでした。「幼い少女が好きと私に思わせているのは何だろう?」。彼の問題は、少女が好きなのは自分そのものであると誤解していたことです。事実は、単にそう思い込まされていただけなのです。何にかと言いますと、自分の脳にです。
「ロリータ」というのは、一部の人達が誤解しているようなラブ・ロマンスでは決してありません。代表的な人間の愚かさを鮮明に描いてみせた傑作です。そして、現在では、その愚かさも理解できるべきものと思います。

20070617_3

日曜日恒例のラクガキです。
絵をクリックすると、ポップアップで大きな絵が出ます。

ところで、「ラクガキ」というのは、手早く描くかどうかは別として、本来、思いいれのあるものでしょうねえ。
ラクガキを宣言する割には、それが足りないかもしれません。

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