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2007.05.16

ゴブレット

ハリー・ポッターのおかげで「ゴブレット」という言葉を憶えた方もいると思う。
ちなみに私は、ハリー・ポッターは、それが出版される由来みたいなことなら語れるのだが、ハリー・ポッターの本は全く読んでいなし、映画を見たこともない。

ゴブレットとは、脚付きのグラスのことで、ワイングラスやシェリーグラスが一般的と思うが、ハリー・ポッターのようなお話では、聖杯のようなものであったと想像する。

ところが、英語でgobletと書くゴブレットだが、どうもこの英語の意味が分からない。
最後がlet(レット)で終わる語は多いし、日本でもよく知られている。
ブックレット(小冊子、パンフレット)でのレットは「小さい」という意味である。
ブレスレットのレットは(身に付ける)飾りの意味である。アミュレット(護符、魔よけ)もこの意味と思う。

しかし、gob(ゴブ)は口という意味であるが、これに対応するletは何であろう。口に付ける飾りという意味であろうか?それはそれで洒落た言い方と思う。
カクテルグラスも一般に脚付きだが、ギムレットをゴブレットに注ぐと、もう訳が分からないといった感じだ(笑)。

上のパンフレットで思い出すことがある。
1894年の米国ワイオミングを舞台とした映画で「キャット・バルー」という作品がある。若きジェーン・ホンダ主演の痛快ウェスタンである。酔いどれの中年殺し屋役のリー・マーヴィンがアカデミー賞主演男優賞を獲得している。
映画の最初の部分で、「デパートから商品カタログが送られ」るのが既に一般的であると紹介されていた。日本は明治27年、日英通商航海条約が交わされ、日清戦争が始まった年である。
文化の違いは恐るべしである。

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