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2007.04.29

秘宝の本

私は変わった本を何冊か持っている。
本当は1冊で良いのだが、気分が変わる方が良い場合もある。

分からない人は次の文は無視のこと^^;
丁度、シャナが、アラストールが清めてくれるので着替えは必要ないが、気分で下着を替えるようなものだ。

で、その本は、読むたびに内容が変わるのだ。
別に本でなくて良いのかもしれない。妖怪でも仏でも。しかし、私に動揺を与えない配慮から、本の形を取り、その時々に必要な挑戦を私に仕掛けるのであろう。個人的には天使の姿をとってくれればありがたいが・・・いや、いずれそうなるかもしれない。

実を言うと、本というのは全てそうなのだ。ただ、読んでいる者が、それをはっきりと認識できないだけだ。サルトルも、それとなく言ってたように思う。
さっき読んだ本では、主人公の高校1年生の男子についてこう書かれていた。

お前は人ではない。存在を食われてすでに消えている。
いまは、本物の残りかすとしてしばらく存在する
しかし、それもすぐに消える
消えてしまえば、誰もお前を憶えていないし、お前が関わった跡は全て消える

この高校1年生の男子は愕然とし打ちのめされる。少女は、彼の態度を見定めようとする。
その時、私は本の中に入り込み、この男子と融合した。
私は答えた。
「そうかい?私には何の関係もないけどね」
少女はにっこりと微笑んだ。「やっと合格ね」

ああ、この本は誰でも買える。電撃文庫「灼眼のシャナ」(第1巻)。著者は高橋弥七郎という猫だ(笑)。

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