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2007.04.19

偶然を手なずける

書店の、自己啓発のコーナーに行くと、いわゆる願望達成法の、軽いタイトルの本がやたら目につく。

「魔法のように」「努力なしに」「(超)簡単に」「嘘のように」願いがかなうという心トキメクものである(笑)。タイトルの通り、内容は全部嘘である(笑)。
著者の写真が載っている場合もあるが、全て胡散臭い怪しい連中ばっかり・・・というのは、まあ、主観かもしれぬが(笑)。

仮に、何でも願いがかなう魔法のランプをくれると言われたら、私なら絶対に断る。理由は2つだ。
1つは、そんなものは絶対にないのだから、もらっても仕方はないという理由(笑)。
もう1つは、万が一、いや、京の京倍に1(笑)、そんなものがあっても、願いの成就と共に、もっと大きなものを失うことが確実だからだ。
精神的に幼い未熟な人間の願いをかなえていたらどういうことになるかは、どこぞの独裁国家が証明しているではないか。見たら学べよと言いたい。

そんな本を読んでいる人間に、かなえたい願望とは何か・・・は、絶対に聞きたくないなあ(笑)。アホらしくて呆れかえるか、恥ずかしくて聞いていられないだろうことは確実だ。
それらの本が、あなたの状況を良くすることはない。大抵はより悪くするだけだ。

ところで、私には望みは何もない。よって、騙されることはない。
クリスチャンは「試みに遭わされませんように」と祈るそうであるが、私ならそんことは考えない。人生の挑戦はすみやかに受けて立つ。
予期せぬ出来事は全て喜んで受け入れる。なぜなら、それが自分の意思でもあるからだ。
そう宣言する時、偶然はたちまち平伏する。
そして、私もまた気紛れである。だから最も美しい天使と気が合う。
ほとんどの者は、偶然が横柄にドタバタと踏み込んでくると、慌て色をなす。だが、私はもっと横柄に彼らを迎えるのである。

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