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2007.04.24

せめて嫌われたい

遠藤周作さんがご存命の時、何かのテレビCMで「どんどんイヤミ言って、どんどん嫌われる。そんなじいさんに私はなりたい」と言っておられた。
Watの小池徹平君のCMではないが「分かる分かるよ、君の気持ち」と思う(笑)。
嫌われる方が、相手にされない、無視されるよりずっとマシなのだ。

今日、道を歩いていると、見知らぬ中年の男性が向こうから歩いてきたが、彼は肩をゆすらせ、いかにも尊大に歩いていた。そして、私と接近した時に、なにやら大きな声で独り言を言ったが、意味もないもので私はさっぱり憶えていない。
その後、むこうから、オバサンが自転車に乗って私の方向に走ってきた。彼女は私と目が合うと、漫然と微笑み、やはり私とすれ違う時に、わけのわからない独り言を言った。
最初の男性は、いかにも誰にも相手にされそうにないタイプだ。ああやって、多少でも他人の注意を引きたいのだろう。
二人目のオバサンは、普通のオバさんであったが、若い人が彼女に用があることはないだろう。普通の女性であれば、若い時はそれなりに関心を持たれるものであるが、それが全くないことに苦痛を感じるのかもしれない。上にあげた、小池徹平君のCMのオバサン編のように「いまさらモテたって」と心配する必要は全くない。モテるとしたら、65歳以上のご隠居さんにであろう。

特定のものではなく、世界の全てに関心がある限り、関心を持たれないはずがない。
全てに関心が持てないなら、全てから関心を引き上げれば良い。そうすれば、世界は意のままである。

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