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2007.04.08

5本脚のカエル

漫画家の白土三平氏は、「カムイ外伝」という漫画の中で、3本の腕を持つ忍者を登場させた。白土氏は、子供の頃、前足が3本あるカエルを実際に見つけたことがあるらしいが、その経験から思いついたものらしい。
その3本腕の忍者は、「俺はこれ(3本腕)ゆえに忍び(忍者)になった」と言う。
おそらくは、3本腕のため、仲間外れにされたり迫害されたりで、まっとうな道では生きていけなかったのであろう。
白土氏は、5本脚のカエルを見たことで、いろいろ考えたようだ。
現在ですら、我々は自分と異なる人間を差別し、のけ者にするといったことを露骨にやることさえある。それも、コミュニケーションのスタイルが違うといった些細なことでも我慢ができなかったり、努力家だから嫌だとかいう場合すらよくあることだ。
いじめの問題も、こんなところに原因があるのかもしれない。自分と異なった人間を認めれば、それだけ自分の存在が危うくなるという奇妙な恐怖が人間にはあるようだ。
どんな相手も取り立てて好きにならなくても良いが、憎んではならない。イェイツは、人間に(神の領域である)愛は分からないが、憎しみは分かるゆえ、憎むのをやめれば良いと言った。人間の本当の優しさとは、恋人を理解することではなく、誰にでも同じように接してあげることである。

20070408_1

今週も、日曜日のラクガキをしました。
絵をクリックすると、ポップアップで大きな絵が出ます。

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