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2007.03.29

ニュートンの真意

アイザック・ニュートンの、

私は浜辺で遊ぶ子供だった。
時々、滑らかな小石や綺麗な貝殻を拾い上げて楽しんでいたが、真理の大海は手付かずのまま、私の前に広がっていた。

という有名な言葉がある。
これは、一般的には、ニュートンの科学の探求における冷静さや謙虚さを示すものとされていると思う。あのニュートンですら、この世のほんのわずかなことした知ることができなかったと言っていると。
丁度、ソクラテスが「私は自分が何も知らないことを知っているだけだ」と言ったようなものであると。
近代以降であれば、一般的な(我々が普通に知覚できる)範囲ではニュートン力学で十分だが、極微、極大な世界ではそれは崩れ、量子力学や相対論が必要になることが知られたことから、「なるほど。さすがニュートンだ」と感じられるかもしれない。
しかし、そうではないのだ。量子力学や相対性理論すら、滑らかな小石や綺麗な貝殻に過ぎない。
真理の大海と、小石や貝殻はまるで異質なものである。ニュートンは本当はそう言ったのだ。
ニュートンは、小石や貝殻を捨てて、真理の大海に飛び込みたかったのかもしれない。そして、それにトライすることを諦めたのではないかと思う。
ニュートンは、生涯、高い地位を保った。しかし、精神的な障害に悩まされた。彼は一生、小石や貝殻から解放されなかったのだ。

これが、学校も偉い先生も教えてくれなかった真実である。

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