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2007.03.28

引きこもりの掟

私は、深刻なタイプの引きこもりが増えたのは、ゲーム、インターネット、携帯電話、DVDなど各種AV機器の普及が大きな原因であることは間違いないと思う。
詩人で思想家である吉本隆明氏は、引きこもり自体は絶対的に悪いことではなく、むしろ、自己について徹底的に考えるなど、極めて良い部分もあると言う。同じ意味ではないが、私も引きこもり自体が悪いとは思っていない・・・と引きこもり気質の強い私も思う(笑)。
ところが、引きこもりの方々の多くが、多くの時間をTVゲームやDVDの鑑賞に使っていては何の意味もない。
やることがないなら、何もしなくても良いと思う。
むしろ、何もしないことの良い部分は大きい。ほとんどの人間の活動は、破滅的とまでは言わないが、やらない方が良いものである。
ところで、ゲーテは、「この世で最低のことでも、何もしないよりはマシである」と言っているが、そのこと自体は私も賛成なのである(笑)。だが、悪いがこのことは少し放っておく。
良い活動といったものはない。悪いことをしなければ自然に良いことをやるものである。
同じく、本物を見つけるなんて不可能だ。偽者を拒否することで本物に行き当たるのだ。
人間に愛は理解できない。できるのは、憎むことをやめることだけだ。
行為の問題に戻るが、清らかな心で行う行為が良い行為である。そして、清らかな心とは静かな心である。
清らかでない心が行う行為は作為である。荘子は、一切の作為をするなと言った。そして、無為であれと言ったが、作為を離れた無為は優れた行為である。これを荘子は無為の為と言ったが、やや解説が足りなかったようだ。

引きこもるなら、真面目に引きこもれと言いたい。引きこもり自体は良いことだと、本人も家族も知ることになると思う。

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