円空の石仏と池田満寿夫の陶芸
円空と言えば、膨大な数の木彫りの仏像を作ったことで有名であるが、石仏も作ったらしい。
梅原猛さんの「歓喜する円空」(2006年新潮社)にあったが、自然石に顔の輪郭だけ掘り出したもので、その神秘性に梅原氏は「こんなものが作れるのはピカソのごとき天才」と書かれていた。
私は、「池田満寿夫般若心経写真集」(1995年同朋舎出版)という、池田満寿夫さんの破壊された野焼陶芸作品を見て、梅原さんのその記述を思い出した。凄まじい神秘性と荘厳さを感じたが、蕪木研爾氏の写真がまた素晴らしい。
池田さんの陶芸の異形の仏像にも、何か円空のようなものを感じた。やはり池田満寿夫さんは天才だと思う。
本文とは何の関係もありませんが、日曜はラクガキする日です(笑)。
先週のシスターさんを脱がせてしまいました^^;
見なくていいですが(笑)、絵をクリックすると大きな絵がポップアップで出ます。
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