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2007.01.06

「アンタ死ぬわよ」「あっそ」

占いに全く無関心という人以外は、無用な悩みを抱えているはずだ。
悩みがあるから占いをするという意見もあるだろうが、事実は逆で、占いをするから悩みがあるのである。
人気占い師の細木数子さんの番組で、細木さんが奇妙な笑みを浮かべ「言っていいわね」とか言いながら見据えると、鑑定される人は緊張したいたたまれぬ様子になる。なんとも馬鹿げたものである。そんなだから、細木さんに付け込まれるのである。

人間の不幸の原因は、無分別に何でも信じてしまうことだ。疑い深いという人間も例外ではない。そんな人物だって、馬鹿げたことを教えられるまま信じていることが山ほどあるのである。
占いなんて、その鑑定結果や、さらに鑑定の根拠すら、注意深く吟味すると、なんら信憑性がないことがすぐに分かる。ところが、「あの先生の占いは、当たっている実績が凄い」とか言う人もいるだろう。そりゃ、当たった結果だけ持ち出してくれば100パーセント当たっているのであり、その裏で外れはその何倍もあるはずである。仮に、外れは1つもないと言われても、それが何であろう?私には何の関係もない。

私なら、細木さんの前でも全く平静であり、細木さんは商売にならないだろう。なぜなら、「明日死ぬ」と言われてもどうということはないし、それを回避する方法を教えようかと言われても興味がない。大金を儲ける方法とか言われても、全く同様である。
開運の占いなど不要である。いったい、何をもって幸運と言うのであろう。不要なものを得ることは不幸なことである。そして、不要なものを求めなければ必要なものは得られるのである。
細木さんの決めセリフは「アンタ、死ぬわよ」である。例えば、邱永漢氏なら、そんなことを言われても平気と思う。昔、まだお子さんが小さい頃から、「お父さんが死んだら・・・」という話を毎日してたらしい。そりゃ誰だっていつか死ぬ。それが今日になったからといって、どうということはない。
ただ、「アンタ、死ぬわよ」なんて言う者がまともな人間であるはずもない。
いろいろ書いたが、そもそも私は細木さんに会うこともないだろう。もし細木さんに会うことになったとしたら、私に細木さんに付け込まれる欲深さがあるということだ。そうでないことを願う。

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