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2007.01.31

真面目にひきこもれ

「ひきこもれ」という、素晴らしいタイトルの本があった。
著名な思想家、詩人である吉本隆明氏の著書である。
書店で20秒ほど目を通し、買っておいたがまだ読んでいない。
副題は「ひとりの時間をもつということ」とあり、ひきこもることの優れた面を強調していたように思うが、私もひきこもりが悪いことだけとは思わない。
ひきこもらない人に比べ、自分の内面に意識を向ける機会が多いことは良いことだ。

ただ、ひきこもりと言われる人たちの中には、長時間テレビゲーム等をしたり、映画やアニメのビデオを見る人が多いとも聞く。また、ネット上での交流は盛んであったりすることも多いらしい。
そんなのはひきこもりではないと思う。注意は節操無く外に向かい、ちっとも自分の内部を見ていないのではと思う。
私がひきこもっていた時は(笑)、お金がないし、親もくれないので、ゲームやビデオは無理だし、せいぜいが本を読むくらいであった。それが自分を知る良い機会になると共に、洞察力を多少は得、一見、外交的な人間も私とそうは変わらないと結論した。それが了解されると、かえって私は積極的になり、恐いもの知らずの人間のように思われるようになったし、多少は人間に対する洞察があるので、社会でもあまり苦労しなかった。

ひきこもるなら、ゲームなんかせずに真面目にひきこもれと言いたい(笑)。
ただ、敢えて言えば、ひきこもるには意志の力も必要であると思う。でないと、やはりすぐに関心が外に向かう。意志の力を鍛えて、健全に引きこもってもらいたい。

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