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2007.01.19

一瞬で芸術家になる

絵が描けん・・・って、別に描かなくても良いのだが(笑)、本当はもっと描きたい。
ところで、絵の描き方ではないが、発明家の政木和三さんにピアノ演奏の極意のようなものを教わったことがある。
政木さんは2002年に86歳で亡くなられたが、70歳を過ぎても年間100回以上の講演をされていた。講演会場にピアノがあると不意に演奏を始める。すごい腕前だそうである。私自身は、直接に演奏を聴く機会はなかったが、政木さん自身が作曲しピアノ演奏したCDを出しているので、これで聴いた。
ところが、信じ難い話かもしれないが、政木さんはピアノを習ったことも練習したことも全くないらしい。
政木さんが絵を描いたという話は聞かないが、絵を描いても優れたものを描けたかもしれない。政木さんの研究所に伺った時、私は不意に思いつきで「横尾忠則さんをご存知ですか?」と聞くと、政木さんは自分の後ろの壁を見た。そこには、見事な政木さんの大きな肖像画があり、横尾忠則と銘が入っていた。また、当時既に絶版であった、政木さんの著書「精神文明と奇跡」を私にくださったのだが、装丁は横尾忠則さんで、表紙には不思議な顔が描かれていた。
ピアノ演奏の極意は、無欲で弾くことであるらしい。上手く弾こうなんて思うと却ってダメなようである。絵も同じかもしれない。わたしなど、上手いはずがないが、それで上手く描こうなんて思うからさらにダメなのであろう(^^;
政木さんのように、不意に楽器演奏ができるようになった方をもう一人知っている。うっかり名前を失念したが(^^;、日本全国の城の絵を描いて行脚している画家である。やはり、習ったことも練習したこともないそうだが、シンセサイザを2台、本人曰く「小室さんのように」弾くそうで、全国で演奏会をしている。彼に、「私もアーチストになれるか?」と聞いたら、「一瞬でなれますよ」と言ってくれた。そして、彼が描いた版画を1枚くれた。
私も無欲になれば、芸術家になれるかもしれない(?)。

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