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2006.12.23

天下のモテ男

キムタクのようないい男なら、クールに誘おうがハードに迫ろうが女は嬉しいものである(例外はあるが)。
しかし、キムタクのマスクもボディもなければ諦めるしかないのか?(笑)
ここである男の話をしよう。
激モテ男である。男にも女にもモテる。男にも・・・と言っても、ムフフの関係ではなく(笑)、義兄弟になりたがるという意味である。娘さんであれば、妾でいいから側に置いて欲しいという。男の天国である(笑)。
で、この男、キムタクもかすむ色男、あるいは、ホリエモンも真っ青の預金額かというと、なんと天下部類の醜男にして、とりえは一つもない(!)。
この男、名を哀駘它(あいたいだ)と言う。「荘子」の徳充符に登場する。
ある国の国王が、この哀駘它の評判を聞き、召抱えてみた。確かにひどい醜男であったが、すっかり魅き込まれ、国政をまかせてしまった。しかし、哀駘它は断るでなく、応ずるでもなかったが、やがて姿を消し、国王はすっかり落胆した。
こんな醜男がなぜこれほどまでに魅力があるのか?荘子は、なんと孔子に説明させる(もちろん、荘子の創作である)。この孔子の説明が素晴らしかった。これを読めば、あなたもキムタク以上の色男、上戸彩以上の萌え萌えガールになること疑いなしである(?)。

20061222_1

クリックすると大きな絵がポップアップで出ます。
紹介した書の該当部分を理解・実践すれば、女の子達はみんなこんな雰囲気になるでありましょう(?)。
わずか数ページです。

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Comments

はじめまして。まいこです。
1週間前に偶然このブログを見つけました。
kayさんのような知性を持った方に出会えたことが嬉しくて、この世の中もまだまだ捨てたものじゃないなと思いました。
最近更新が止まっていますが、「真性引き篭もりhankakueisuu」さんのブログも、日本人にはめずらしい分析力や論理力のあるエントリーがたくさんあって、ときどき見に行っています。
お二人に通じるのは、まわりの日本人にはない論理的思考力だと思います。
私は生まれつき感情的になりやすく、論理的思考が苦手なので、kayさんみたいに自分の思っていることを的確に、説得力のある言葉で表現できる人がうらやましいです。
自分でも、「われわれは、他人の知識で物知りにはなれるかもしれないが、賢くなるには、自分自身の英知によるしかない」というモンテーニュの言葉を心に留めて、自分で考え、行動することを日々心がけていますが、精神と頭を鍛えるのは、まだまだのようです。
クリスマスプレゼントには、鋭い洞察力と分析力と表現力が欲しいです(欲張りですね…^^;)

Posted by: maiko | 2006.12.24 at 11:52 AM

まいこさん、はじめまして!
コメント、ありがとうございます。
いやあ、大変に褒めていただき、ありがとうございます。おだてられて木に登るブタの気持ちがよく分かります(笑)。
私は、「全ては幻想」という、岸田秀さんの「唯幻論」という思想の影響に染まっていますが、「唯幻論」では、正しいことは何もないとされますので、少なくとも誤りに執着する可能性はあまりないという有難さはあります。
デカルトも「単に正しいと思えることは全て誤りとする」と徹底して修行しましたが、唯幻論までは至らなかったように思います(別に悪いことではないですが)。
そんなわけで、私は好き嫌い優先です。と言いますか、それしかありません(笑)。
ただ、他人の「好き嫌い」を認めることが知性ではないかと思うこともあります。
引きこもりと言いますと、私はかなり引きこもり体質です。ただ、これも、そうでない人は実際にはいないような気もします。
クリスマスプレゼントに洞察力、分析力、表現力が欲しいなんて立派な方ですね。私はもっと煩悩に満ちた、あんなものやあんなものが欲しいです(^^;;

Posted by: Kay | 2006.12.24 at 05:40 PM

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