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2006.12.03

聡明さの謎

朝起き、アニメ「雪の女王」の感動的な27話のDVDを見、絵を1枚一気に描き、明るい日の光を浴びた時、不意に天啓を得た。岡本太郎の爆発であり、ロマン・ロランの太洋感情であり、イェイツのエクスタシーであり、夏目漱石の天賓である。
以下は、別に人に聞かせる意図もないが、忘れないように日記に書いておこうとしたことである。理解すると天才になり、何をやってもうまくいく。こう言うと、必ず「保証するか?」と聞く者がいるが、そんな者は何をやっても絶対に成功しない。

私は謙遜で言うのでなくお馬鹿なので(笑)、「頭が良くなる」という本に興味があり、片っ端から読んだ。おかげさまで、昨今の「脳トレ」が全部馬鹿げたものであることは簡単に分かる。
「頭が良くなる」「能力が上がる」なんて本は履いて捨てるほどあるが、そのほぼ全てが、実際に履いて捨てて欲しいデタラメである。
その中で、中山正和(故人)さんの本が分からないながら印象に残った。中山正和さんのNM法と呼ばれる頭脳開発手法は、IBMなど、米国の一流企業で採用され、成果を上げていると聞くし、中山氏自身も優れた発明家であるらしい。
中山氏が言うには、頭が悪いのは、脳の「イメージ配列」が乱れているからであるらしい。そして、このイメージ配列を乱す原因は「嘘の情報」である。例えば、「水と油は仲が悪いので産油地帯に雨は降らない」(笑)といった嘘を頭にインプットすると馬鹿になる。
この「産油地帯に・・・」の話は、以前は波動、今は水の結晶の本が売れている江本勝氏の本にあるが、このように、現在の日本でも嘘の情報はいくらでも入ってくるので、馬鹿が増えているのである。
ちょっと話がそれた。
中山氏の言うには、頭のイメージ配列をきれいにする極意は、最も短いお経である「般若心経」であるらしい。そして、般若心経の極意はというと、「くよくよしないことですよ」と言う。仏教の教えの重要なものに「妄想するな」というものがあるが、くよくよすると妄想が広がる。妄想とは嘘の情報であるから、ますます頭が悪くなる。妄想する暇があったら、般若心経の最後の部分の呪文を唱えれば良い。この呪文、やれ原語の「ガテーガテー」でないといけないとか言うものがいるが、どっちでもよろしい。気を紛らわせば良いのであるから。
そして、これは中山氏が言ったのではなく、私が言うのだが(笑)、あらゆる呪文に優るのは、自分に「私は誰か?」と問うことである。ちょっと宗教マニアっぽいが(笑)、これは合理的である。要は、つまらない考えを起すのをやめれば良いのであるが、つまらない考えは休むことなく起こるものである。ところで、それらの考えは誰に起こるのかと言うと「私に」である。その私は何かと尋ねることは、考えの首根っこを押さえるようなものであるからだ。「私は誰か?」と問い続けると、覚醒(悟り)に至るそうであるが、それはよく分からない(笑)。
The Magic Story(マジックストーリー)というものがある。アメリカで100年も前に雑誌に載ったそうだが、少し前にようやく翻訳が出た(原文は著作権切れで、Web上で入手できる)。30分もあれば十分に読める短いお話だが、これを読むと、たちどころに幸運に恵まれ、何をやってもうまくいく。失業者であれば仕事が向こうから押し寄せ、お金が必要なら、たちどころにお金持ちになるアイディアが出てくる。なかなか眉唾であるが(笑)、書いてあることは本当だ。これは頭の配列をきれいにする効果のある話であることが分かる。

人間の頭脳には、計り知れない高度なプログラムが組み込まれている。中山氏は、これを宇宙プログラムとか生命と呼び、Xと略した。このXがちゃんと表面に現れれば人間に不可能はない。しかし、頭のイメージ配列が乱れれば、これが歪んだ形でしか現れず、何をやってもうまくいかない。動物には、Xの簡易版である本能が組み込まれているが、動物の頭のイメージ配列はいつもきれいなので、本能に従っていればうまく生きられる。
フロイトは、人間は本能が壊れていると言ったが、本能より高度なXが歪んだ形で現れるのであるから、ほとんど狂気であり、そう解釈するのもやむを得ない。
尚、中山氏によると、頭脳の構造を極めた者が表した究極のものが「法華経」と「正法眼蔵」であるらしい。わが国の偉大な数学者である岡潔氏(故人)は、意味が分からないながら「正法眼蔵」を座右の書としていた。そして、「正法眼蔵」を読み始めて20年経った時、天啓を受け、一瞬でその全てが理解できたという。中山氏も同じ経験をしたらしい。

20061203

昔、NHK教育テレビで「コレクター・ユイ」というアニメがありました。当時は、セーラームーンの影響か、変身シーンではオンナのコの魅力全開でした。
セーラー戦士たちの変身シーンもセクシーでしたが、ユイの変身のフィニッシュでの表情はそれを圧倒していました。それはあきらかにエクスタシを表していました。
中世までの絵画の世界でも、女性の目を半開きで描くと、猥褻と非難されたそうですが、そう言う者が一番いやらしいと思いますね(笑)。
絵をクリックすると、ポップアップで大きな絵が出ます。

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