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2006.12.24

クリスマス・キャロル

ディケンズの「クリスマス・キャロル」という小説をご存知と思う。今風には「クリキャ」か(をい)。
このお話は、よく知られている部分でいえば、悪しき生き方をしている者に、「いまのままを続ければ、将来こうなる」という姿を見せて震え上がらせ、更生させようというものだったが、現在流行のニートの場合、かなり意味があると思う。ただ、ニートの中にも、すでに将来の不安を感じている人も少なくはない。しかし、このままを続ければ当然訪れる悲惨に不安になるとしても、どうしようもない場合もあるかもしれない。つまり、引きこもり型ニートの場合である(ニートと引きこもりが混同される場合があるが、それは誤解である)。
「クリスマス・キャロル」の守銭奴のおやじ(スクルージ)の場合は、まがりなりにも経営者であり、お金に余裕もあり、後は少しの優しさを持てばよかった。しかし、現在のニートは、最低限の義務である自分の面倒を見れるようにならないといけないが、そのハードルが高い。

ただ、「クリスマス・キャロル」で、未来を見せたのは「未来のクリスマスの霊」だ。
「過去のクリスマスの霊」はスクルージの孤独だが純心だった子供時代を見せ、さらに「現在のクリスマスの霊」は、他の人々を見せ、「未来のクリスマスの霊」も、実は欲深い人間の醜さを見せ付けるのだ。
つまり、「クリスマス・キャロル」は、単に「悪いことすると地獄に落ちるぞ」式の単純な物語ではなく、人の不幸の原因は無知であること、大事なことを忘れることであることを思い出させるものである。
私は、子供の頃、イヴは毎年これを読もうと決めたのだが、ずっと実践していなかった。今年あたり復活といきますか・・・(笑)。

20061224_1

イヴのラクガキ。
精霊に出逢うと、やはり誰でも恐れるものでしょうね。
スクルージはクリスマスの精霊の出現を受けましたが、聖書にはマリアに精霊が宿る際の記述はなかったように思います。それは秘密か・・・
クリックすると、ポップアップで大きな絵が出ます。

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