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2006.11.23

かもめのジョナサン

リチャード・バックの「かもめのジョナサン」を読んだ方も多いと思います。
かなり神秘的な部分もあり、オカルト好きな方が読むとおかしなことになる心配もあるのですが、今なお人気の高い世界的ベストセラーでもあり、やはり良い本だと思います。
私は、安くて優れた本というと、この本と、デカルトの「方法序説」(もしくは「方法叙説」)を思わずあげてしまいます。

ところで、「かもめのジョナサン」は、今の日本に必要な本という気がします。
かもめ達は、人間達が船から撒くエサを必死に奪い合って取ることが何より重要なことであると教えられ、それを一生続けます。しかし、ジョナサンは、かもめの能力はもっともっと高く、可能性に満ちているのだと気付きます。もっと高く、速く、鋭く飛べることを証明してみせます。しかし、かもめの大人達はジョナサンを戒め、非難し、あげく追放します。
これはまさに、現在の日本の(あるいはアメリカの)状況です。
こんなことを信じていないでしょうか?

学校に行かないと知性のない人間になる。
学校に行かないと大変なことになる。
学校に行かないことは罪で悪いことだ。

全部、真っ赤な嘘です。
この「学校に行く」は、「学校や教師に従う」という意味でもあると思って下さい。
本当は、子供達が、普通の立派な大人達と交流し、社会に参加できるようにすることが何より大切なのですが、この最重要なことが全く行われていないのは異常なことです。学校は、もしあっても、子供達が早く自学できるようにしてあげる場所でなくてはなりません。今のように、たっぷりと時間をかけて偏見を植え付け、感性を破壊するだけの場であってはならないのは当然です。
ここらのことは、私が何度もこのブログで書いてきましたし、今後も書くでしょうが、まずは、一般に信じ込まされている嘘を見破ることが必要です。「かもめのジョナサン」を読めば、そういったことも分かってくるかもしれません。

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