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2006.11.26

催眠術

いまどき、催眠術がまやかしであるなどということはないのだが、大多数の人には普段関わりのないものでもあるので、たまに見る機会があると、驚きのあまり神秘的なものであるかのように感じてしまうこともあると思うし、催眠術が実際のところ、どのようなものであるかはかなり誤解を持たれていることもあるだろう。
故意かどうかは知らないが、気功家が「気のパワー」のパフォーマンスに催眠術を取り入れ、単なる催眠術を気功の威力と宣伝するのを見たこともあるし、能力開発セミナーでも、催眠術で驚かせて、かなり怪しい能力開発の理論を押し付ける困った「先生」も見た(テレビ出演や著作の出版もしているセンセイであるが、名は伏せる)。
当然、霊能力、超能力、あるいは宗教関係で重宝(?)されている場合もあるし、集団セールスのようなものでも大いに有効利用(?)されているようである。

催眠術パフォーマンスでよく見るのは、合唱した手が離せなくなるとか、自分の名前が思い出せなくなるとか、冷たい10円硬貨を熱く感じるとかであるが、面白いものでは、全くの他人を自分の恋人であるかのように認識させるというものもあり、これはマスターしたい方も多いと思う(笑)。
また、一度は見たこともある方が多いと思うが、頭と足だけを支え(いわゆる人間橋)、その上に人を乗せても平気で重く感じないというパフォーマンスがあるが、これは催眠術を使うまでもなくやり方が分かれば簡単にできる。
催眠術を利用して金儲けをする連中は困ったものであるが、この際、催眠術について正しく認識し、騙されないようにするのが良いと思う。とはいえ、私がここでいくらか書いた程度では無理なので、適度な書籍にあたれば良いと思う。

かくいう私も、中学生頃から催眠術に興味を持ち実践もしてみた。
ところで、気功や自己開発パフォーマンスの場では、センセイが参加者の中から選んで催眠術をかけるのであるが、催眠術はかかり易い人とかかりにくい人がいる。
大雑把に言えば、10人いれば、非常にかかりやすい人は2人くらい、かかりにくい人も2人。後は、内容によってはかかったりかからなかったりで、かかってないのにかかっているフリをしてくれる優しい人も結構多い(笑)。
で、センセイ方は、催眠術とは言わず、気が通り易いとか、反応が良いとか適当なことを言うが、そんな催眠術にかかり易い人を持ち上げる。「感受性が豊か」とか「知性が高い」とかである。しかし、それはウソである(笑)。
催眠術を長くやっていると、かかりやすい人は割に簡単に分かるようになる。これは感受性とか知性の問題ではない。信じやすい人や、気の弱い人がやはりかかりやすい。逆に、しっかりと精神的に自立した人は普通はまずかからない(もちろん、そんな人でも弱い部分はあるので、それを見つければ、案外楽な場合もある)。
ところで、最近は、やたらかかりやすい人が多い。「コップの水に気を入れるから味が変わるぞ」とか言ったら、「あ!変わった!」とか簡単に感じたり、「酒に変える」とか言ったら、本当に酔っ払う人も少なくない。多分、学校で「いい生徒」だった人と思う。無批判に学校や教師に従ってきた者たちで、ぼんやりとした目付きをしている。
他者暗示にかかり易いことに美点は何もない。実をいうと、暗示に他者暗示も自己暗示もない。全て自己暗示である。他者暗示とは、他者の指令を自己暗示にすることである。つまり、他者の指示を自分のものとして信じ込むことである。こう言うと、あまり気持ちの良いものでないことが分かると思う。

人間、確かに「思い込みの力」も必要であるが、何を思い込むかは必ず自分で決めないといけないのである。

20061126

本日のアブないラキガキ(嘘)。今では、罠の仕掛けにはバネを使うのでコンパクトにできますが、昔は、生木や竹のしなりを利用したのでしょうね。トラップ(罠)は、落とし穴と違い、動物を傷つけない目的のものが多くあります。
映画「世にも怪奇な物語」の第1話「黒馬の哭く館」で、若き日の美しきジェーン・フォンダが獣用の罠に足を挟まれる場面がありました。あれは痛そうでしたが、やはり悩ましかったですね^^;
クリックすると大きな絵がポップアップで出ます。

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