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2006.11.28

無法な男に惹かれる時

強引な男はモテるだろうか?
「相手次第よ」ということになるだろうが、功を奏する強引さについて述べる(笑)。
どんな強引さが女性をその気にさせるのか?
それは、「自らに危険を背負った強引さ」である。逆に、自分には何の危険もない強引さほどみっともないものはなく、当然、女性に嫌われる。
映画の中の話だけとは思うが、結婚式の花嫁を強奪する男がいたと思う。このように、全てを失う危険を冒してまで自分を求めてくれた男に女性は感激する可能性もある・・・かもしれない(笑)。

芥川龍之介の「藪の中」という短編の傑作がある。
一人の夜盗が、ある武士の美しい妻に一目ぼれし、策をこらし、夫の前でその女を奪う。
夜盗が女に言う。「自分はいとしいと思えばこそ、大それた真似も働いたのだ」そして、自分の妻になれと言う。その時、女は、夫たる武士がこれほど美しい妻を見たことがないと思うような表情をした。
外道であり、この世に背いていても、危険を冒して自分を求める勇者に女が惹かれることもあるというお話である。
「心身医学の父」と呼ばれる、ドイツの天才医師ゲオルク・グロデックは、このあたりのことを詳しく著書に書いている。女は、法を犯す危険を背負ってまで自分を求めてくる男を本当は待っているのであると。逆に言えば、法の裁きをすりぬけようとするセコい男には、やはり用はないことになる。

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