包丁という言葉は、中国の名料理人である丁(てい)さんから来ている。
ちなみに、包丁の包は庖で、これは料理人という意味だ。すなわち、庖丁とは、「コックの丁さん」ということになる。
これは、「荘子」の「養生主」編に出てくる。
丁の語る料理の極意は、おそらく、あらゆるものの極意と思うが、それを知っても、なかなか実践できるものではない。
尚、丁が言うには、普通の料理人で月に一度、名人でも年に一度刀を変えるが、彼の使っている刀は、19年使い込んで、なお新品同様であるらしい。その理由こそ極意であると思う。

素描・・・と言いますか、久々にラクガキ(笑)。
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