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2006.10.14

人間の幸福と芸術

ほとんどの大人に言えると思うが、今のようにはなりたくなかったはずだ。
子供の頃は、もっと胸躍る仕事に自分がつくと思っていたと思う。
今の仕事はつまらないし、うんざりするのではないだろうか?
もちろん、どんな仕事でも、最初から面白いはずはない。しかし、本当にやりたいことをやっているなら、その修行時代ですら、苦しくても何か生きがいを感じるはず。しかし、ただの一度の生きがいも感じないまま時が過ぎ、無理矢理に納得しようと思っているに違いない。

人間にとって、一番の幸福とは、やはり自分に向いた仕事をすることだ。
しかし、リクルート産業が自分に向いた仕事につかせてくれることは絶対にないことを忘れてはならない。彼らの目的は、人々を生きがいある仕事につかせることでは決してない。そのような幻想を与えているだけである。
そもそもが、生きがいある仕事を求めるなら、まず、早々に学校制度から抜け出す必要がある。日本の学校は従順な労働者や、とめどなく消費する小市民を育成することだけを目的にアメリカで作られた代物である。土台、生きがいのかけらも感じない教師の言うことに無理矢理従わされる学校に行って、自己を確立できるはずがないことは当たり前のことである。
精神力という言葉があるが、これは筋力などと違って測ることが難しい。しかし、これも使わなければ衰え、鍛えれば強くなるという意味で同じであるが、無限の力を持つところが物理的な力とかなり異なる。この精神の力の使い方を教えるのが芸術の大きな役割の1つである。自分に向いた芸術作品に強い注意を注げば、即座に自分の力を感じるに違いない。それは世界をも征服する力である。

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