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2006.10.26

マル禁の酒はなぜウマい

ビートルズの有名な歌「ヘイ、ジュード」の出だしはシンプルではあるが意訳しにくい。
「そんなにしょげるなよ。悲しい歌も気分次第で楽しくなるさ」
実に無責任である(笑)。
いったいどう気分を作れば、悲しい歌が楽しくなるんだ。大方の人間はそれが分からないから辛いんだ。

それなら、トム・ソーヤーのペンキ塗りの話の方が良い。
トムが友達に、「俺の代わりにペンキを塗ってくれよ」と頼んだとすれば、よしんば引き受ける殊勝な子がいたとしても、その子にとっては苦役になる可能性が高い。
しかし、横柄なトムに見返りすら差し出したにも関わらず、トムの友達は嬉々としてペンキを塗ったではないか?
この話は、ほとんどの人が知っていると思うが、その意味にはあまり気付いていない。
トムの友達は、ペンキを塗ることを「許可されていない」と思わされたことが重要なのである。

昔、アメリカで禁酒法というものが制定された時代があった(1917年)。酒を造っても売ってもいけないというもので、飲酒を禁止したわけではないが、事実上飲むことができない。結果、当然のことながら密造酒が作られ、闇取引がはびこったのはもちろんだが、バーが増えたのが面白い。禁止されることで、酒がさらに美味いものに感じたのだ。
実際、マル禁の酒ほどウマいものはない(笑)。

不倫の恋が楽しいのもしかり。表向きには禁止であるのだから(笑)。
セーラー服の少女が美しく見えるのも、禁断の果実であるからである。妙な法律で抑えれば抑えるほど、セーラー服の人気はうなぎ上りとなるのである(爆)。

イタリア映画「愛のほほえみ」で、なんとも愛らしい10歳くらいの少女が、タバコを手に「火を持ってない?」と主人公の少年に言って驚かせる。
彼女は言う。「あたし、『やっちゃダメ』ってことは何でもしたいの」

で、ポールの無責任発言(作詞)を補填する方法が分かったと思う。
やっちゃいけないことをやればいい。ただし、やったことの対価は支払わねばならぬことを忘れてはいけない。そして、対価を覚悟するからこそ楽しいのである。林檎をトムに渡した子供のように。

20061026_3

疲れた時、こうやってうつ伏せになって、土踏まずを踏んでもらうとキモチいいのですね。
「ああ~ん・・・もうだめぇ!」って感じです(笑)。
クリックすると、しょーこりもなく大きな絵が出ます。。。

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