« 絵は趣味か? | Main | 楽をするな »

2006.09.04

天使の出現

心理学で言う至高体験(絶頂体験とも訳される)と同じらしきことが芸術では大洋感情と呼ばれていると思う。そして、それと同じと思われるものは、文学では、決まった呼び方はないが、ドストエフスキー、イェイツ、エリオットなど最高クラスの作家の作品には必ず登場する。(夏目漱石が天賓と呼んだという話がある)
野口悠紀雄の名著「天使の出現」を読むと、「天使の出現」こそ、まさに至高体験、または、大洋感情であると思う。
岡本太郎さんの「爆発」も同じことを指したのではないかと思う。
(爆発の意味をロクに考えずに批判・揶揄する者は美術教育関係者にもいるようであるが)
「芸術の目的はエクスタシー」であるといったイェイツのエクスタシーも、同じことと思う。

20060903

至高体験は、極度の緊張の後の解放の瞬間に訪れることが多いらしい。
イェイツによると「人を憎むことをやめた時」に起こりやすい傾向があるという。
で、緊張と憎しみから解放されつつある少女の絵を描きました(?)。
絵をクリックすると、大きな絵がポップアップで出ます。

|

« 絵は趣味か? | Main | 楽をするな »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/3170/11744068

Listed below are links to weblogs that reference 天使の出現:

« 絵は趣味か? | Main | 楽をするな »