絵のテーマの決め方
絵のテーマに困ることがあるだろうか?
学校では、鯉のぼりや友達の顔、自画像なんてものばかり描かされ、絵を習いに行くと、果物や風景画なんかを描かれるのかなあ?
岡本太郎さんは、果物なんか描くなと本に書いてたが、その理由は忘れた。もともと描く気なんかないからなのだが(笑)。
池田満寿夫さんは、女子高生に「描きたいものが見つからないのですが」と言われ、思わず「それは才能の問題では」と言いかけたが、池田さんの絵のモチーフは便所のラクガキだって自分で言っていて、それを描きたいことに理由はないのだから返事に困ったのではと思う。
横尾忠則さんは、著書の中で、10代の頃に好きだったものを大事にしろみたいなことを書かれていたが、結局はこれが正解と思う。岡本太郎さんの赤を基調にした激しい絵は、幼い時に刻み付けられた「赤い兎をあげましょう」という言葉から発したものだし、池田満寿夫さんのも子供の時の女性への憧れを純粋に追及したもののように思う。
鳥しか描かない画家とか、少女専門とかもあるが、本人が追求したければそれで良いと思う。
というわけで、いつものテーマで絵を描きました(笑)。
モデルのコはもっと可愛い感じの方なのですが、ちょっと不安げな表情に・・・^^;
クリックすると、ポップアップで大きな絵が出ます。
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