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2006.09.09

常世の国への誘い

この世界のどこかに、別の世界とつながる入口があるといった話はどこの国にでもあると思う。
天国や地獄の話は世界的だが、死なずとも行ける理想郷としてはインドのシャンバラや中国の桃源郷などがある。わが国にも竜宮城の話があるが、万葉集では浦島太郎は海神の娘と常世(永遠)の国で過ごすとある。

H.G.ウェルズは「塀についたドア」という小説でそんな世界のことを書いている。ある男の子が幼い頃、そのドアが現れ、中に入ったのだが、そこは美しく不思議な世界だった。しかし、彼は一生で一度しかそこに入れなかった。その機会は何度かあったのだけれど、学校や仕事を優先させてしまったのだ。
ところで、仙人や導師というものは、この世で普通の人間に混じって住んでいることもあるが、この世とは違う世界に住むという話がある。その世界は人には見えないが、楽しい世界であるだけでなく、身体や精神の力を充実させるエネルギーに溢れた世界である。中国やわが国にも、昔から、その世界に入るいろいろな方法が伝えられている。そこに入れば、酒が好きなら仙人と酒を酌み交わし、あるいは、美しい仙女と遊んだりできるのであるから、なるほど生命力を高めてくれそうな世界である。
ただの御伽噺にすぎないそんな世界のことが妙に心をときめかせるのは、チベットの死者の書の流行などからもうかがえるように、人は完全にそれらを信じていないわけではないし、心に想像できるということは、半分くらいはあるも同然ということなのかもしれない。

20060908_2


で、異世界に行って仙女に逢いましたので、それを描いてみました。
まあ、夢も異世界であると言えなくもありませんので(笑)。
確かに、夢の中で言いようのない美しいものを見ることがありますが、夢は別の世界とつながる扉という話もあります・・・今日は妙に神秘的だ(笑)。
クリックすると、ポップアップで大きな絵が出ます。

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