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2006.09.06

ゾっとしたCM

以前、SMAPの香取慎吾さんが出ていたウーロン茶のCMを見て、私は心底ゾっとした。
このCMは、銭湯の脱衣所のような場所で、香取さんがタオルを振り回しながら縦横無尽に暴れまくり、「オチャー!オチャー!」という奇声が入れられたものだ。
おそらくは、往年の人気映画「燃えよ!ドラゴン」を真似たもので、タオルはヌンチャク(双節棍。2本の短い木、または、鉄の棒をヒモまたはクサリで繋いだ武器)の代わりであり、「オチャー!」は、主演のブルース・リーが戦闘シーンで発する「アチョー!」という奇声を、ウーロン「茶」にかけたものであろう。
香取さんはSMAPの中で最も大柄で逞しい体格で、あんな大きな男が他人と共用の場所で暴れまわっていたら、迷惑というよりは、女性や子供(男性用脱衣所に女性はいないが)、老人などは恐ろしい不快感や恐怖を感じるはずだ。
そして、特に恐ろしかったのは、その中での香取さんの無邪気な笑顔だ。何ら悪いことをしているという自覚なく、自らの欲求のおもむくままに行動することほど恐ろしいものはない。
子供が無邪気に微笑みながらクモの脚を引きちぎってバラバラにするというのは見るかもしれないし、米国あたりで、7歳の子供が銃を持ち、たまたま通りかかった人を見て、友達に「あいつを撃ってみようよ」と言って平気で撃つようなことが実際にある。
これまで何度も書いたが、歩きタバコや、込んだ道で携帯電話を使用しながら歩くというのも全く同じレベルのことである。
幼い精神に教育がなされないと、こういったことは普通に起こる。
そして、面白ければ、自分が楽しければ、他人が困ろうが傷付こうが全く意に介さないという風潮が非常に強くなってきたように思う。そして、そういった行動を制止されると彼らは異常なまでに激怒する場合が多い。
これは、しつけがなされておらず、さらにそのせいで、幼児性全能感(幼児は通常、自分が世界で最も重要と感じているが、年齢を重ねてもその感覚を強く残しているもの)が強くなったせいである。自分は神のごとき存在であるのだから、自分より低い存在の他人が自分を規制することが不快でたまらないというところであろう。

付け加えるが、これは学生や若年層だけのことでなく、私はどうも学校教師にこの傾向が強いのではないかと思っている。教師が暴力事件や猥褻事件を起こした後の弁明を聞くと、自分の欲求や欲望に単に従っただけのことで、それが問題になるとはあまり思っていないというものがほぼ全部と思う。そのあたりは年齢の高い教師も若い教師も変わらない。私は、学校の授業や部活は(いまや安価に設置できる)監視カメラを設置し、無制限とは言わないが、父兄や学習塾のうち、一定の審査を経て承認された者に、あるいは、優秀な塾に特にお願いして監視・評価していただく目的で公開する必要は絶対にあると思う。未熟な者に放縦が認められないのは、社会では当然のことである。ましてや、いまや学校教師など誰も、いや、あまり^^;信用していないのであるから。

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Tracked on 2006.09.07 at 01:46 AM

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