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2006.07.21

理想の女性像とアニメヒロイン

理想の女性像といった時、絶対に対象にしてはならないのがアニメ(漫画含む)ヒロインである。
人気アニメ「ぴたテン」のヒロイン美紗さんも萌え度が高いと思うが、作者のコゲどんぼさんが語った美紗のキャラクター設定こそ、アニメキャラの本質である。それは、「母にして娘。姉にして妹」である。
これは、男性側に都合良く解釈しないといけない。つまり、「母または姉のような無償の愛と献身。娘または妹のような若さ、愛らしさ、従順さ」である。
女性側から言えば、「母または姉のような支配力、娘または妹のような依頼性と気楽さ」となろう(笑)。
嫌いではないが、萌えキャラとはこのような矛盾の塊である。「カードキャプターさくら」という凄い人気の漫画・アニメがあり、劇場版公開時には、単独行動のお兄さんも沢山来場していたのは、やはり美少女キャラの萌え萌え度が大きいのだが、ヒロインのさくらと、サブヒロインの知世は、小学4年生から始まっている。
だが、私は、彼女達は、小学4年生の身体に、鍛えられた少なくとも28歳の精神と15歳のお色気が封じ込められていると感じた。原作者のCLAMPさん(4人組らしい)は、アニメにおいても「よほどのことがない限りパンツは見せないように」と注文(現実的には司令)を出しているが、これを持って、お色気を封印しているとはちょっと思えない。ほぼ同じ年のワカメちゃんなら、パンツが見えていても全く問題はない。そして、さくら達はパンツは見えなくても、入浴シーン、水着シーンは多いし、スカートのひらっと具合は絶妙である。また、レーザーディスクの初回生産品特典には、着せ替え画セットなどがあり、かなりセクシーなランジェリー姿を披露しているという情報もある(笑)。
尚、現在人気のアニメ「ふたりはプリキュア」シリーズでは、入浴シーンも水着シーンもないことがポリシーである。

ところで、1960年代の人気漫画・アニメ「サイボーグ009」のヒロインである003ことフランソワーズ・アルヌールは非常に興味深い存在である。
現在に比べ海外旅行も少なく、インターネットもない時代でもあり、西洋の若い女性の情報が少ない当時の男性・・・若いお兄さんから中年のおじさんまで、「フランスの女の子はこんなに優しくて可愛いのか」という大誤解を与えた罪なキャラクターである(笑)。
実際、フランソワの雰囲気は特別である。石の森章太郎氏は本当に天才だと思う。コミックスでご確認いただきたいと思う。普段は徹底して優しく、辛い人がいれば一瞬のスキなく手助けをしている。控えめで静かである様子が美しい。しかし有能で手はかからない。ある時点までは強いのであるが、臨界点があり、そこを越すと崩れる。しかし、崩れてもアバレルことはなく(笑)、両手で顔を覆って泣くので、単に可愛さが増すだけである(苦笑)。ジョーに対してはよくヤキモチも焼くが(ジョーはモテる上に女性に優しい)、陰険さはなく、相手の女の子を懲らしめることもない(笑)。しょっちゅうさらわれるのは、昔のヒロインのお約束で、敵のアジトで縛られている様子が愛しい(笑)。
001という赤ん坊をかいがいしく世話する様子がまた良い。ジョーへの想いがバレバレなところも無性に良い(笑)。
当時のボーイ達は、自分も少し大きくなったら、フランス人のガールフレンドをゲットするのだという野望に燃えていただろうが、西洋のガールと知り合う機会などほとんどなく、仮にあったとしても床屋で短時間で仕上げられるイガグリ頭と画一的な服装。そして安物の駄菓子が精一杯のボーヤ達が太刀打ちできるはずもない。
しかし、願いとは叶わないものであることを実感できたとしたら、素晴らしい知恵を得たことになる(笑)。

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