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2006.07.08

アミュレット

皆さんは、肌身離さず身に付けていたり、身近に置いて離さないものがあるだろうか?
携帯電話とかは別にして・・・(笑)。
ペンダント、指輪、写真、聖書、仏典、論語、あるいは、その人にとって価値ある本。子供なら、きれいな色のビー玉ということもあるだろう。
クリスタルやフローライト(ほたる石)のような鉱石。レオナルド・ダ・ヴィンチは生涯、「モナ・リザ」を身近に置いたが、絵や彫刻を非常に大切にしている人もあるだろう。
あるいは、全国を放浪し、仏像を彫りまくった円空上人のように、作品ではなく、それを彫る小刀を持ち歩いたということもある。彫刻はしていなくても、お気に入りのナイフを大事にしている人もいるだろう(持ち歩いたら銃刀法違反だが・・・)。
あの天才画家ダリが、1つの木片を後生大事にしていたという話がある。それがどこかにいって見つからなかった時、ダリはパニックとなり、自分はもうダメだと言ったらしい(笑)。

人はなぜ、このように、何かを特別に思って大事にすることがあるのだろう。
武内直子さんの伝説の人気漫画「美少女戦士セーラームーン」で、雪花石膏の肌をした11歳の美少女ほたるは、それをアミュレットだと言う。アミュレット・・・早い話がお守りである。

ダリもだが、なぜアミュレットが力になるかというと、心が不安定だからだ。心が不安定でない人間などいない。そこがカルト宗教のつけめである。
私は、アミュレットを持つことは悪いことではないと思う。良いアミュレットを持つことだ。ただ、宝飾店に行って、アミュレットになりそうなものを見せてもらったら、つまらないものばかりだった。あんな悪趣味なものを買うくらいなら、天然の水晶や黒曜石、ラピスラジュリ、フルオライト、それに、ピンク水晶・・・などが安く買えるところもあるだろう。五輪書や葉隠をいつも手元において読み返すのも良いことだ。岡潔という著名な数学者は、江戸時代の禅僧として名高い道元禅師の「正法眼蔵」を、全く意味不明のまま20年間も手元に置いていたが、ある時、その全ての内容が一瞬で分かったという。

尚、先程出てきた、美少女ほたる(実はセーラーサターン)は、アミュレットは「人に貸してはいけないし、むやみに人に見せてもいけない」と言ったが、その通りと思う。

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