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2006.07.14

人生の意味って何だ?エド

人は死ぬことが怖いであろうか?
ちょっと対照的な面白い事例を見つけた。
(以前に少し似たことを書いているが、思考継続中なのだ^^;)

1つは、1969年英国TVドラマ「UFO」の中の1話から。
このドラマは日本では1970年に放送され、現在に至るも人気が高く、DVDも発売中である(私はこれで見たのだが)。当時は、日本ではUFO(未確認飛行物体)という言葉が馴染みがなかったので、タイトルも「謎の円盤UFO」という、同じ言葉を繰り返した妙なものになっているようだ。
このドラマは、製作者ジェリー・アンダーソンの主義・主張もかなり反映され、特に深い意味を感じられる発言・行為に関しては、アンダーソンの考え方が現れているのだろうと考えられる。(アンダーソンはむしろ「サンダーバード」の製作者として有名だ)

この中で、若く勇敢なフォスター大佐が、仲間の死を間近に見た時、
「死を恐れたことなどなかったのに。今は・・・(恐ろしい)」
と、ストレイカー司令官に告白する。
ストレイカーも最高司令官としては若く、自ら危険な任務に参加するのであるが、フォスターの輝く若さと比較しての衰えに関しては、シリーズ全体の見所の1つと思われる。
ストレイカー司令官は、
「年のせいだ。年を取ると、命の大切さが身に染みてくる。人生の意味も分かってくる」
と、フォスターの疑問に答える。

もう1つは、岡本太郎が言ったことだ。
岡本太郎は、
「中年を過ぎると、人生に対する意気込みがにぶるものだ。その結果、生命が惜しくなってくる」
と言ったそうだ。※「強く生きる言葉」(イースト・プレス)より


この2つの言葉は、相反するように見える。
しかし、「命の大切さが身に染み、人生の意味が分かってくることによって、人生に対する意気込みがにぶる」とも考えられる。

しばらく考えていたら、私にも浮かんだ。
「人生の意味って何だ?エド・ストレイカー」

最近になって、ようやくおおっぴらに発言できる時代になったのか、養老猛司さんなども「人生に目的なんてない」とよく書いているし、ホリエモンと同時上場し、最近では村上ファンド問題ではマスコミから逃げずの姿勢で男を上げた、ソフトブレーン社長の宋文洲さんも「夢なんて持ったことがない」即ち、人生に敢えて目的がないと言っていた。
我が敬愛する岸田秀さんは「自分には生きる目的はない」と断言する。
そして、岡本太郎さんは昔から、「無目的」といい続けてきているのだ。

年を取って、名誉やら何やらから自分が可愛くなった結果、人生への意気込みが鈍る、すなわち、挑戦心を無くした結果、命が惜しくなる・・・やはりそういう結論になってしまった。
最近の私のメインテーマの1つが見事に解けた。1つの悟りと言えるかもしれない。

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