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2006.06.12

日常の崩壊

電車通学・通勤をしておられる方もいるだろうが、そうでなくても、電車を利用したことは誰でも何度かはあるだろう。
私は電車通勤であるが、ホームでは、おしゃべりをしたり、携帯電話の画面をじーっと覗き込んでいる人・・・といった平和な光景ばかりである。
しかし、不意に、ホームへの昇降口のところにマシンガンを構えたテロリストの集団が現れ、ホームにいる人達に乱射したら・・・。
ほとんどの人が、そんなことは絶対にあり得ないと思っているだろうが、私は、今日・明日にでも起こりうるといつも思っている。だから、ホームへの昇降口にたえず注意しているし、今この瞬間なら、どちらへ逃げようかといつも考えている。
あるいは、電車が駅に到着した途端、隠れていたテロリストが電車の窓をめがけ、一斉射撃をしてきたら、すぐに床に伏せなければならないと思う。
他の先進国でも、そういったことは何度も起こっている。ごく普通の日常の中でだ。
確かに、陸路で入国できる国よりは、テロリストは入りにくいが、地下鉄サリン事件のような形態もありうるし、むしろ助かる見込みは少ないことにもなりかねない。
いや、隣にいる普通の人がナイフで刺してくるというのは、よくニュースでも見る。

まあ、私ごときがどんなに備えても、何ほどのこともないだろうが、殺される可能性が99パーセントの場面で95パーセントにまで下げるようにするしかないのである。
ただ、芸術的にいえば、このような考え方は悪いものではない。誰の話だったかうっかり忘れたが、文学者か何かだったと思う。極めて治安の悪い地域を歩き回っていた時、それまで感じたことのない開放感、自由の意識が高まったそうだ。それは想像力と結びつきもしたと思う。芸術家の精神はたるみっぱなしではいけないのだと思う。

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Comments

Kayさん笑える。
でも、それを芸術関連の話にまとめられるとはさすが。

Posted by: lemoco_layco | 2006.06.15 10:51 PM

実は、極めて真面目です(笑)。
人生は芸術ですので・・・

Posted by: Kay | 2006.06.16 12:22 AM

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