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2006.06.09

とっても易しいトルストイの本

トルストイの「戦争と平和」の読破に成功した方はおられるだろうか?
上下巻程度で終わるダイジェスト版ではなく、コンプリート版の方である。
私は中学1年の時に挫折して以来、そのあまりの困難さに再挑戦を行っていない。
とにかく、その登場人物の多さと、憶えにくいロシア名前だけでも大変で、とてもではないが、厨房(※ネットスラングで「中坊」すなわち中学生)に歯の立つものではない。まあ、特に聡明なお子様ならいざ知らず、私には過酷であった(笑)。

そんなこんなで、トルストイは敬遠していたのだが、「人は何で生きるか」が単体で5月30日に「あすなろ書房」から出たので買ってみた。
こちらは、子供でも十分に読める。大人なら30分もあれば読めると思う。
私は、このような心震えるほど感動する本というのは疑いを持つ習慣ができている。人を感動させて儲ける連中を沢山見たからだ。コツを知ってる者にとっては、あまりモノを考えない小市民に口先だけで感動の嵐を起させることは十分に可能だ。
トルストイと言っても、彼自体が家庭では暴君であったというが・・・まあ、それは噂なのでとり合わないことにしよう(笑)。

この本では、とても不思議なお話で、人が3つのことによって生きることが、簡単に示される。
わずか900円(税込945円)の薄っぺらい本なので、暇つぶしにでもどうぞ。
人は何で生きるか(あすなろ書房)

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Comments

はじめまして。
この本のハード版が出たのですね?私は20年ぐらい前に文庫本で読みました。まだ手元にあるかも・・・すごく感動しちゃったのを覚えてます。あまりモノを考えない小市民・・・か(苦笑)。
また、たまに覘かせて頂きますね。

Posted by: からりん | 2006.06.14 02:04 PM

からりんさん、はじめまして。
トルストイなら、おそらく騙すつもりはないでしょうから(新興宗教を作ったという話も聞きませんし)、感動しても大丈夫だと思います。
それに、良いお話でした。しかし、感動はさせるが嘘にまみれた話も多いようです。小市民は、「感動イコール真実」と思いたがるものですから(苦笑)。

Posted by: Kay | 2006.06.14 09:56 PM

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