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2006.06.23

サッカー原理

今朝、目を覚ましたとたん、「日本vsブラジルはどうだったのだろう?」と思い、慌ててテレビをつけた人も多いと思う。そして、割にあっさりと結果を知ることができた方が多かったのではないかと思う。
「1-4で完敗!!」
ところで、こう思った方はいないだろうか?

俺が見ていたら勝ってたかもしれない

私は、小学3年生くらいの時、こんな考え方にとりつかれたことがある。
プロレスの試合のことを考え、自分がテレビで見ていても、見ていなくても同じ結果がでるのだろうかと考え続けた。何か関係がありそうな気がしたのである。

後に、なんとこれと同じことを書いた本を見つけた。
「マーミン 量子のミステリー」(丸善株式会社刊)である。
著者デヴィッド・マーミン博士は物理学者であり、ニューヨーク・メッツの熱烈なファンである。彼は、メッツの試合がある時は、テレビを見ずにはいられない。それは、心のどこかで、自分が見ることで、結果に違いが生じるに違いないと感じているからだ。
彼はこれを「野球原理」と名付けた。
ご存知の方もいると思うが、これは物理学の比較的新しい分野である量子力学を一般に説明する時の材料にされることがある。
もっと有名なのは、「あなたが見ていない時、月は存在するといえるだろうか?」である。
ただ、見ていない時、月は存在しないとか、見ている時はメッツが勝つ可能性が高くなるとか、そういう話にはならない。
あることを仮定すれば、「この日本vsブラジル戦の結果が、私が見ていなかったから日本の負けになったわけではない」ということがはっきりと示せる・・・とか、そういう雰囲気の話になると思う。量子に確率のお話はつきものだ。
私はいくつかの量子力学の通俗本を読んだが、あまり理解できなかった。上記の本も、理解しようと思ったら、かなりの根気が必要と思う。

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