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2006.06.21

貧しい食事

日本は飽食の国で、食べ物が有り余っているし、多少給料が少なくても、ある程度満足な食生活は得られるはずだ。
ましてや、私のような高給取りのシステムエンジニアは(笑)、ちょっと食事が悪いとすぐに不満に感じたりする。
しかし、2つのお話を思い出すと、多少は敬虔になる(?)。
1つは、「フランダースの犬」。2歳のネロを引き取った時、おじいさんは既に80歳。わずかばかりの牛乳をリアカーで街まで運ぶ仕事によって僅かな収入があるだけ。ネロとおじいさんとパトラッシュの食事がロクなものであるはずがなく、ネロがまともな食事にありつくのは、アロアのお誕生パーティーの時だけで、しかも、アロアの13回目のお誕生日には、ネロ(15歳)は、アロアのお父さんによって招待は禁止された。その時、おじいさんもネロも、そしてパトラッシュでさえ、パーティーの食事について考えたくらいだから、さぞ、普段の食生活は貧しいものであったろう。
もうひとつは、トルストイの「人は何によって生きるか」。
貧しい夫婦がいて、寒いロシアにもかかわらずコートは共用。いや、コートばかりか、ちょっと遠くに行く時は、旦那は妻の服を借りて着こんでいった。よって、そんな時、妻は外出できない。
旦那が町に行った時、妻は、残りのパンは1つしかないが、旦那は町で昼食を食べたら、夜のパンはいらないだろうから、明日の分のパンを他に用意しないというもの。
それなのに、旦那は着るものもなく凍えていた若者を連れ帰り(つまり服を与えた)、妻を怒らせたが、結局、2人は若者に食事を与え、暖かくもてなした。
人はパンによってのみ生きるにあらず・・・私も明日から粗食しよう。いや、マジで・・・。

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Comments

Kayさんって高給取りだったのー?
じゃあ、いい絵が描けたら買ってください!
うんと高くしときます!

Posted by: lemoco-layco | 2006.06.23 09:22 AM

私も鏡に映る、自分のお腹を見て思います。
私も明日から粗食しよう。いや、マジで^^;

Posted by: じゅん♂ | 2006.06.24 02:45 PM

★lemoco-laycoさん
はっはっは。
お金は沢山入るほど、変なものも背負い込みます。月給500万って人は、本当に大変だと思います。
多くの人が高価でも欲しくなる絵を描いて下さい。その時は私も買いますよ^^

★じゅん♂さん
なんだかんだ言いながら、またいいもの食べてしまいました^^;意志薄弱だ・・・
まずはムード作りから始めねば(笑)

Posted by: Kay | 2006.06.24 03:25 PM

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