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2006.05.17

私がエビちゃんに恐怖する訳

私は、エビちゃんことモデルの蛯原友里さんと女優の加藤あいさんに抵抗がある。
ほとんど恐怖に近い嫌悪感がある。
まあ、こんなところにこそ自己分析の鍵があるので、真面目に考えるべきであろう(笑)。
特に蛯原さんは、若い女の子の憧れの的らしいが、案外、私のような感情を持つ人は少なく無いと思う。
まず、この二人の表情のバリエーションは少ない。特徴的な顔は、蛯原さんは相手を見据えた自信に満ちた表情と思う。加藤さんはこれほど強い感じはないが、やはり視線を相手に固定する。加藤さんもモデル出身らしいが、モデルらしい表情と言えるかもしれない。しかし、全てにおいてこの表情や視線を使うとおかしなことになる。
モデルの表情は否定を許さない。つまり、彼女達は、いつでも無条件の肯定を前提としている。

彼女達ほどではないが、やはり同じ感覚で抵抗を感じたことがあるのが、今井美樹さんと浜崎あゆみさんだ。
この二人もモデルの経験がある点は同じと思うが、表情の種類が少なく、無条件の肯定を前提としたものであるところは同じだ。今井美樹さんは、ふわっと笑うし、相手を見据えないので柔らかさを感じるが、案外、こちらの方が高等テクニックかもしれない。
浜崎あゆみさんの場合は、もし彼女が歌手でなければ蛯原さん以上だ。しかし、彼女の場合は「文句があるなら私の歌を聴いて」という自信と考えれば、まだ納得はいく(尚、私は彼女の歌にも抵抗がある。実力は認識できるが)。

少し見えてきた。彼女達を良いと思うなら、思考を止めないといけないのだ。蛯原さんのきっと見据えた目は「考えちゃダメ!私の言うとおりで間違いないの!」と言ってるし、加藤さんの目は「考えなくていいのよ。いいでしょ、ほら?」という一方的通達だ。
価値の否定を認めない張り付いた笑顔・・・これはミッキーマウスだ。ミッキーは可愛い、素敵、誰もが逢いたいということは絶対であり、否定などありうるはずがないという強烈な押し付け。笑顔の仮面の下は恐ろしいものがあるなんて絶対疑ってはいけない、考えてはいけないと、自発的思考を禁止する恐怖。

しかし、人間はできれば自分で考えたくないのだ。そのような人間に、羨望の的になるべきイメージをまとったカリスマが「考えずに私のように。それであなたは間違いない」と自信に溢れた笑顔で、そして、さりげなく脅しながらささやいているのだ。
そりゃ人間は、どこまでも深く考え、下手して人間の頭脳の限界を超えると・・・どうなるかは分からないが、あまり良いことはないと思う。しかし、10歳以下のレベルで思考停止することも、本人のためにも世の中のためにもならないに違いない。

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