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2006.05.07

天使の狂気

芸術的にも宗教的にも、天使ほど狂気に満ちた存在は無いと思う。
もともと、天使は男性型が多かったように思うが、赤ん坊であるキュービット型はヴィーナスを描く時に欠かせない。
その後、天使の主流は美少女型に移り、現在に至るように思う。
美少女型天使とはどんなものであろう。清純にして可憐。純粋にして無垢。それでいて、極めて美しく魅力たっぷりという大矛盾は、よく考えると狂気としか思えない。
このような天使の概念の定着もあり、たまたま美しく生まれた女の子は、天使のように純粋無垢なフリをしなければならなくなる。ひどい話である。
もちろん、多分、本当に清純可憐な少女もいるだろうが、むしろ極めて特例だろう。見かけが天使であっても、本当に天使のような性質を持ってはいないだろうし、持っていなくても構わない。
つまり、ジャニーズのようなアイドルのイケてる男の子に熱狂してはいけないし、心優しく、犠牲的精神に溢れ、他人に対し、好き嫌いなどなく公平である。できれば菜食主義で、それこそ小鳥のエサみたいなものを食べ、当然、トイレに行くはずがない・・・そんな子が存在するはずはない(最後のトイレは別にしても)。
美少女型天使の存在理由は、おそらくは男性社会運営の都合上、女性につつましくあることを強要したかったからではないかと思う。これはキリスト教圏では特に取り入れやすかったように思う。
現在では清純可憐な乙女は人気が高いが、それもこのような歴史的なものの影響を残しているからであり、日本ではキリスト教と共に輸入されたものと思う。実際、明治以前には、清純可憐な乙女はさっぱり人気がなかったらしい。
援交においても、女の子達は天使タイプ、すなわち、清純な普通の子を演じる。その方が高く売れるかららしい。キリスト教も妙なところで役立っている。
ぼちぼち、天使幻想を取っ払うのも良いかもしれない。まあ、若年層では、かなりそうしているとは思う。

20060506_1

かろうじて、GW一日一画継続(笑)。
クリックすると大きな絵が出ます。

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