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2006.05.28

卵が先だった?

私は以前、ニワトリが先か卵が先かで、ニワトリが先と言ったが、英国の遺伝子専門家等が「卵が先」と結論付けたというニュースが話題になっている。
理由は、卵の遺伝子には突然変異が起こるが、親鳥の遺伝子が突然変異を起すことはないからという理由である。
言ってみれば、「ニワトリの卵が先か、ニワトリの親が先か」あるいは「ニワトリは、卵から始まったのか、親鳥から始まったのか?」という問題である。

私はこれまで、「卵が先か、ニワトリが先か?」という命題は、鳥全体に関しての話だと思っており、ニワトリ以外の鳥の存在を考えないものと思っていた。
ニワトリの卵は最もポピュラーなので、ニワトリを鳥類の代表とみなしたのだと・・・。そう思っている方も多いのではないだろうか?
で、一般的にはどうなのだろうと思って調べると、そうではなく他の鳥の存在を前提としたものが多い。

それで言うなら、ニワトリ以外の鳥が産んだ卵が突然変異を起こし、その卵から史上初のニワトリが生まれたという理屈に納得できる。
実をいうと、この論法で「卵が先」というのは、割に常識化されていたようなところはある。それでも結論が出ていないことになっていたのは、突然変異を起した卵が「ニワトリの卵」と言えるかに疑問でもあるのだろうか?

やはりこれまで大論争であった理由は、命題の前提条件を統一していなかったからと思う。その意味では、今後も論争は続くであろう。
いずれにせよ、大事なのは、偉い人が言ったことを無分別に、また、条件などを考慮せずに信じ込むのではなく、自分で考えることが大事と言える。
ところで、私の「ニワトリが先」というのは、「鳥と卵はどっちが先」というものだったが、同じ理屈で言えば、「鳥以外の生物が産んだ卵が突然変異を起して鳥が生まれた」となるので、やはり誤りとなる。ただ、これが科学的に正しいかどうかは分からないが・・・。まあ、1つ応用を効かせた上に、1つ疑問を見つけたことで、私としては収穫があったとする(笑)。大事なのは先に書いたように、自分で考えることだ(苦笑)。

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