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2006.05.07

心に残る追悼の言葉

著名な方が亡くなると、その人と生前に関係が深かった有名人の追悼の言葉がテレビ、新聞で公開されることがよくある。
しかし、私はそのような追悼の言葉をほとんど憶えていない。言う側も、差し障りのない言葉で済ませようという気はなくても、マスコミが曲解好きな誤解仕掛け人であることをよく知っているので、結果として、当たり前のことを言うのかもしれない。
その中で、プロレスのジャイアント馬場さんが63歳で亡くなられた翌日に、朝日新聞に掲載されていたルー・テーズさんの言葉が非常に印象に残っている。
テーズさんは、プロレス史上最高のプロレスラーと言われ、その時は80歳くらいであったと思う。
テーズさんはまず、アメリカでの馬場さんとの試合のことに触れていた。その後、2人は日本でも戦っているが、それはテーズさんが50歳を過ぎる頃の話で、それはそれで熱戦だったらしいが、やはりテーズさんとしては自分が本当に強かった時のことを言いたかったのだと思う。テーズさんは、最初は引き分けたが、次は自分が勝ったと言っていた。
そして、その後、「馬場さんはプロモーターとしても偉大で、約束したギャラは必ず払ってくれる誠実な人だった」とコメントしていたが、これが印象深かった。
これはつまり、プロレス界では、アメリカ、日本でも、お金に関してきっちりしていないことがあり、テーズさんも嫌な思いをしたことが多かったことが想像された。
しかし、「約束したことを実行する」という、当たり前のことであるのに、それを完全に行ったことで最大の評価をすることが、なんとも感慨深い。
馬場さんは選手であっただけでなく、全日本プロレスという団体の社長であったが、著書の中で、「ずっと赤字だったが、選手へのギャラの支払いを遅延したことが一度も無いことが一番の自慢だ」と書いていた。
約束を常に守ることの難しさと、そんな当たり前を実行することの偉大さを感じる。
昨今、書店には成功するためのノウハウ本が溢れ、「成功の秘訣」を語って金儲けをする者がいくらでもいるが、本当の成功の秘訣は、単に「約束を守る」という誠実さであると思う。逆に言えば、約束を守れない人が何百万円の成功教材を使っても絶対成功しないことは明らかと思う。

20060508

GW中、一日一画達成(笑)。まあ、この程度の絵ですので^^;
クリックすると大きな絵がポップアップで出ます。
しかし、何を描いているのだろう・・・(笑)

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Comments

はじめまして、kayさん。

"本当の成功の秘訣は、単に「約束を守る」という
誠実さである"
この言葉は、私の心によく染みます。
約束が増えると、忘れるものも出ている訳で、
このままでは成功しないですからね。。。

(女の子のイラスト、可愛いですね。これらは、
ヒョッとして自画像ですか?)

Posted by: じゅん♂ | 2006.06.18 01:40 AM

じゅん♂さん(Win以外で文字化けしないかな)、はじめまして。)
大事な約束を平気で破る人が多いと思います。そういう人も、相手には約束を守ることを求めるものですが(笑)。
自画像・・・次はこの話題でいこうかな(笑)。もちろん、私の絵は自画像ではありません。

Posted by: Kay | 2006.06.18 10:18 AM

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