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2006.04.08

ハッピバースデイ、シッダールタ

今日、4月8日は、日本では、仏教の開祖であるお釈迦様の誕生日とされています。
日本ではというのは、中国、韓国では陰暦の4月8日をその日としているからです。
小乗仏教国(インドやタイなど)では、5月の満月の日です。
釈迦は一説では、5月4日(BC563年)生まれで、その日は満月であったと言われています。

お釈迦様は、生まれてすぐに7歩を歩き、「天上天下唯我独尊」と唱えたとされます。
「天上天下の中で、ただ我一人尊し」とは、なかなか凄い言葉ですが、仏陀宣言なのでしょうか?
ところで、7歩歩いたというのは、六道輪廻の世界を超えたことを意味するらしいです。
六道輪廻とは、人間界を含め、地獄界、餓鬼界、畜生界、修羅界、天界ですが、これらの世界を生まれ変わり死に変わるのは苦しみであるとされます。人間界よりはるかに素晴らしい天界すら苦の世界です。
釈迦は、この六道輪廻を1歩だけ踏み越えました。20歩や10歩でなく、7歩が良いのだそうですね。人間と接して教えを授けるには、先を行き過ぎていてもいけないわけです。

釈迦は、インドの小国である釈迦国の王様である浄飯王(じょうばんのう)と摩耶夫人(まやぶにん)の一人息子として生まれ、両親は高齢で、母は釈迦出産後すぐに亡くなったこともあり、シッダールタ(釈迦の本名)王子は父の溺愛を受け、贅沢三昧に育てられました。それでもシッダールタは容姿端麗、文武に優れた立派な青年に成長します。
しかし、29歳で出家。悟りを求めて荒行を行う者達の中でも最も凄まじい修行を積み、35歳の時、菩提樹の下で悟りを開いたとされます。

我々にも馴染みの深い「般若心経」(般若経という経典のエッセンス)によれば、この世の一切は空であり、幻に過ぎないとあります。あの短いお経の中に、一切が徹底的に空であることが、これでもかこれでもかと繰り返されます。
全て幻ですから、岸田秀さんの唯幻論と同じです(笑)。
般若心経の最後の部分である「ぎゃていぎゃてい・・・」は呪文で、唱えればたちまちに悟りの境地に入るとされていますが、それが絶対保証であることもくどいほど繰り返されます。
尚、「ぎゃていぎゃてい・・・」は元の音ではありませんので、呪文としてはまずいかもしれません。私はある本で「ガテーガテーパーラダテー、パーラサンガテー、ボーディスヴァーハー」と書かれてあるのを見ました。
で、悟りに至りましたか?(笑)

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