« 何を願ったか? | Main | フロイトにハマる »

2006.04.13

自己評価の怪

人は、自分を高く評価し、他人を低く評価するということは聞いたことがあると思う。
しかし、このことは軽く考えられ過ぎているかもしれない。
自分を実際の3倍程度に自己評価しているような超謙虚は人は極めて稀と思う。10倍なら良い方と思う。
もっとも、人の価値を正しく評価する基準は何かというと大変に難しいことは認めるが、それほど大きくは外れない基準なら、間違いなく収入がある。
月給10万の人は、月給30万の人を見たら、自分の方がはるかに優秀だと思うものである。
以前、ネット上で付き合いのあった若い女性の場合は凄かった。自分のゆうに10倍以上の収入のある相手を、気分によっては「対等」、気に入らないと、「アホ」「馬鹿」「タコ」で、彼らがいかに愚かかを延々と吐露し、対して自分の有能さを自慢する。彼女が彼らを馬鹿にする数十倍、自分が馬鹿に見えるに過ぎないのだが・・・。もちろん、自分がすぐにクビになる無能さへの過剰な言い訳は尽きない。

とはいえ、こういった傾向は全人類に例外なくある。精神分析学か何かではナルチシズムとか言うらしく、人間の誕生から生育の過程で、必ず身に付くものであるらしい。最も幼稚な段階では、自分は全知全能と感じる。そして、精神が幼いほど、その傾向が強いことは言うまでもない。要するに、自分は厚く遇されるべきと思うのは幼児的精神の証拠である。自分の言うことは肯定されるべきだという思い込みが見られる者も幼い。たとえば、学校教員にその傾向は強いと思える。彼らが何か問題を起した時の幼児のような言い訳がそれを示していると思う。

|

« 何を願ったか? | Main | フロイトにハマる »

Comments

正当な自己評価ができない人ほど、他人を評価したがる。

Posted by: 窓際の文化人 | 2006.04.14 11:02 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 自己評価の怪:

« 何を願ったか? | Main | フロイトにハマる »